宮城のニュース
無効票4695うち6割白票 開票遅れ 石巻市議補選
21日に投票が行われた宮城県石巻市議補選で4695票の無効票が発生し、うち6割以上が白票だった。確認作業などで開票終了は当初予定より約45分ずれ込み、選管最終が出されたのは22日午前1時55分となった。 投票総数は5万4613票で、無効票は8.6%に上った。市選管によると、白票が2959票で、記号や符号が記されたのが728票、氏名以外の内容が書き込まれた「雑事記載」が714票、候補者以外の氏名が202票などだった。 関係者によると、無効票の大量発生は、補選のため普段支持する議員が立候補していないことから、有権者が投票先を決めかねたことなどが要因とみられる。 市議補選は市長選と同日程で実施された。開票は市河北総合センターで21日午後9時40分に一斉に始まった。市長選の開票は当初予定の22日午前0時40分より30分早く終わった。市議補選の終了は午前1時10分と見込んでいた。 市選管の佐藤忠之委員長は「白票以外は疑問票として、有効か無効かを確認する作業に手間取ってしまった」と釈明。「これだけ多くの無効票が出たのは残念。真剣に考えて投票してほしい」と話した。
2013年04月23日火曜日
|
|