2013/04/22 09:37
【香川―徳島】七回裏香川2死一、二塁、北村が右前へ同点適時打を放つ=レクザムスタジアム
四国アイランドリーグplusは21日、レクザムスタジアムなどで2試合を行い、香川オリーブガイナーズは徳島インディゴソックスと1―1で引き分けた。
香川は1点を追う七回、国本の左中間を破る二塁打を足場にした2死一、二塁から、北村が右前へ適時打を放ち同点。続く八回1死一、二塁の勝ち越し機は後続が倒れ逸機。2併殺や良い当たりが野手の正面を突く不運もあり、あと一押しが足りなかった。
先発又吉は二回に3連打を浴び1点を先制されたが、その後は粘り強い投球で得点を許さなかった。九回1死満塁のピンチでは、救援した左腕後藤が踏ん張り無失点で切り抜けた。
▽レクザムスタジアム
徳 島
010000000―1
000000100―1
香 川
(九回規定により引き分け)
▽二塁打 井生、国本▽失策 小栗▽与死球 又吉(松嶋)岩根(生田目)
▽試合時間 2時間38分
北村が同点打
香川は相手を上回る8安打を放ちながらドロー。西田監督は「打線は水物。得点圏での打撃がね」ともどかしそうに試合を振り返った。
そんな中、貴重な同点打を放ったのが北村。七回の好機に打席に立つと、相手投手の低めのスライダーに反応した。「先発の又吉も頑張っていたし追いつきたかった。うまく打てた」と納得の表情を浮かべた。しかし、その後のプレーで二塁を狙って挟まれ、勝ち越し機を逸しただけに「本塁へ返球する間にと思ったが、完全にミス」と反省も忘れなかった。
投手陣は1失点。又吉の力投に加え、2番手後藤の好投も光った。九回1死満塁でマウンドに登ると、9番打者を空振り三振、次打者も二ゴロに打ち取り危機を脱した。
17日の徳島戦では3点リードの六回に救援し、3ランを浴びるなど結果を残せなかった。この間、打撃投手を務め「300球くらい投げて指先の感覚を研ぎ澄ました」と修正。自信を持って挑み一発回答を出し「期待を裏切らないようにしていきたい」と胸を張った。
勝ちはつかなかったが、負けもしなかった。指揮官は「収穫もあったし、良しとしよう」と切り替えていた。
▽雁の巣
愛 媛
102010000―4
100000001―2
ソフト
(愛)池ノ内、伴、西川―飯田(ソ)飯田優、伊藤祐、伊藤大、鈴木、蕭一傑―拓也