2013.4.24 05:04

虎将、怒!8失点の久保田を放置続投→2軍降格へ(1/2ページ)

五回、和田に浴びた走者一掃の二塁打をぼう然と見送る久保田…。1イニング8失点の大惨劇を演じた(撮影・白鳥恵)

五回、和田に浴びた走者一掃の二塁打をぼう然と見送る久保田…。1イニング8失点の大惨劇を演じた(撮影・白鳥恵)【拡大】

 (セ・リーグ、中日15-3阪神、4回戦、中日3勝1敗、23日、ナゴヤドーム)かつてのリリーフエースが、完全に“さらし者”となった。今季1軍初登板の久保田が1回8失点。反撃の士気すら削がれる右腕の大炎上に、和田監督も試合後、ただ呆れるばかりだった。

 「9連戦の頭で、勝ちパターンの投手をそんなに使えないし、もう1イニングいってほしかった…。スピードガンは147、8(キロ)でていたが、そこまでのキレは感じなかった」

 エース能見が4回4失点でマウンドを降りた。今後の連戦を見すえ、久保田には最低2回を期待したが、完全に裏切られた。5本の長単打に4四球の大暴れ。1イニング56球…。それでも動かず1回を投げ切らせた。すべて9連戦のためだ。

 「ボールが高かった。申し訳ないです」

 背信右腕は目を充血させて球場を後にした。山口投手コーチは「(今季1軍登板が)初めてやったしな。ブルペンでは悪くなかった」と擁護も、再調整については「もう1回考えないとアカン」と、即刻の2軍降格が濃厚となった。

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