ショウ頑張れ!保護された小さなショウの猫白血病物語

横浜元町で保護された小さなショウ。猫白血病と闘う小さなショウの物語です。

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5/9 生きていいんだよ

私は誰かに頼まれて初島の事を記事にしたわけではありません。

もし頼まれたとしたなら、飢えに苦しみ
虐待され死んでいった猫たち、海の藻屑となった猫たちからのSOS。
  
  生き残った仲間をどうか、救ってください。
  どうか、命に優劣をつけないでください。
 

 「生きていいんだよ」って生き残った仲間に教えてあげてください。
その手に溢れる優しさをほんの少し わけてください。

私には形なき命の声が聞こえる気がした。

対岸の火事を眺めて、「ああ、うちじゃなかくてよかった」と安堵してはいけないんだよね。

私のこの小さな両の手ではすべてを救えない。
小さな優しい手がいくつもあったなら、救える命が増えていく。
    
早く死ね!
     いなくなれ!
        ウロチョロするな!!!

そんなことを言われて邪魔者扱いされて
害虫のように扱われた命

彼らは餓死するために・・・
悲しい命を生きるために生まれたんじゃない

そんな風にされてきた彼らに今、何が出来るだろうか。
遠く離れた、いわゆる対岸の火事。

伸ばせる手はないのだろうか。

何も出来なくてごめんね って謝る前に出来るじゃないか!馬鹿あたし!
と自分を怒る。

君の左目はまだ 何かを映しているのかな
それとも、君の左目が最後に見た景色は、つめたい人の痛い視線だったかな・・・
膿んでしまった瞳 顔
これが島をその昔支えた功労者への仕打ち。
どうして・・・

どうして・・・どうして生きちゃいけないの??

生きていいんだよ
幸せにいきていいんだよ。
もう 飢えに苦しんで泣かなくていいんだよ。

過酷な現実を生き延びた初島ニャンズ。
その瞳はこれからは、やさしい景色を映す。
くるまって、まるまって物音に、どなり声に怯えないでいい。

可哀そうな写真、動画、見たくない人が多数。
だけど真実は、その中に。
そして心を震わせる事実はその中に。

涙で画面が見えなくなる程の写真や動画を見て
自分の心を痛め、彼らの痛みを知る。
安易に保健所で殺処分する飼い主は後を絶たない。

悪戯で猫を殺す人は、今もいる。
人権だけしっかり守られて、猫の命の権利は守られない。
日本が乗った列車の終着駅は きっと

・・・惨劇・・・

一人で世界は変えられない。
だけど手を取り合って自分の欲を少しだけ切り取って
心に小さな花を咲かせたら 未来は大きく変わっていく。


惨劇を回避するのは 小さな 小さな優しさの集合体



一番上の写真の子は救出されたが歯周病がひどく、歯を全部抜いたそうです。

今日の記事の写真提供は「世界はニャーでできている。」の管理人しぐさんから
提供していただきました。こちらにも詳しく書かれています。

**************************
けいこさん、コメントありがとうございます。
励ましてもらってばかりで、恐縮しています。
ありがとうございます。
どうか、この初島ニャンズに優しさを分けてあげてください。















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コメント

  • 初島の猫たち
  • (99)
  • 2009-05-15 01:00:29
  • 初島の猫たちの事を始めて知りました。
    先程ほんの少しですがカンパしました!
    猫や犬が幸せに暮らせない社会は人間にとっても、とても不幸な殺伐とした社会です。
    不幸な猫犬をなくす為に個人で何が出来るのか考えてみようと思います。


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