大宮負けた

（２３日・ＮＡＣＫ）

　Ａ組の清水がバレーの２得点などで大宮に３−２で競り勝った。初白星の清水は勝ち点５、大宮は同６で足踏みした。

　リーグ戦好調の大宮はナビスコ杯予選３敗目となり、決勝トーナメント進出が厳しくなった。逆転負けしたベルデニック監督は「リーグとカップ戦を勝ち抜くには、まだまだ自分たちの力が足りない。きょうは好不調が激しかった。安定した守備ができなかった」と首をかしげた。

　この日は１８戦連続無敗のＪ１記録を達成した２０日の浦和戦から先発７人を入れ替えて臨んだ。しかし、中２日の日程も影響したのか出足が鈍った。今季リーグ戦では７試合５失点と鉄壁の守備が崩壊。後半だけで３失点した。

　指揮官は「（攻守の）切り替えが遅かった」と嘆いた。Ｊ１記録更新が懸かるリーグ・柏戦（２６日）を中２日で迎えるが「これは成長する過程と信じている」と前を向いた。　（占部哲也）