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【プロ野球】

ブラ2発、5戦連発 21試合で12号、年間82本ペース

2013年4月24日 紙面から

◇巨人8−7DeNA

巨人−DeNA 6回表無死、右越え本塁打を放つブランコ。捕手実松=ほっともっとフィールド神戸で(梅津忠之撮影)

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 巨人は2回に宮国の2点三塁打で逆転。3回は松本哲の適時打などで2点を追加、4回は長野のソロやボウカーの2点二塁打などで4点を加えた。DeNAはブランコの5戦連発となる2本塁打などで反撃したがあと一歩及ばなかった。

 主砲ブランコの空中殺法は神戸に舞台を移しても止まらない。6回に球団タイ記録となる5試合連続弾となる11号ソロを右翼席に運ぶと、7回にも2打席連発の12号ソロをバックスクリーンにたたき込んだ。

 開幕21試合で早くも12本塁打。マルチ(複数)本塁打は3本塁打を放った7日のヤクルト戦(神宮)以来今季2度目だ。このままのペースでいけば、年間82本塁打となる計算で、王貞治(1964年、巨人)、タフィ・ローズ(2001年、近鉄)、アレックス・カブレラ(02年、西武)が持つプロ野球最多記録の55本を一気に塗り替えてしまう量産態勢だ。

 ただ、試合後は悔しさが先に立った。2点を追う9回、2死一塁で打席が巡ってきたが、敬遠策で歩かされた。「自分のバットで同点にもって行きたかった。敬遠はないと思った。原さんも頭のいい人。自分も調子がいい。しょうがないよ」と振り返った。

 終わってみれば1点差の惜敗。「最後まであきらめない、強いチームだとあらためて思った」と敗戦にも胸を張る。「巨人はいい投手がそろっている。負けないように強い気持ちを持って打席に立つ」。チームは昨季、ビジターでの巨人戦は未勝利に終わった。次こそ一発で今季初G倒を実現させる。

 

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