ランサーズ(神奈川県鎌倉市、秋好陽介社長)は、不特定多数の人に業務委託する「クラウドソーシング」手法を採用したサイトで、利用規約に反する仕事依頼の自動検出に成功した。宣伝と気付かれないように宣伝行為を行う「ステルスマーケティング」や「出会い系」などを95%の精度で検出する。
2012年9月に始めた東京大学大学院情報理工学系研究科の鹿島久嗣准教授との共同研究で最初の成果になる。
クラウドソーシングサイト運営のランサーズが鹿島准教授に、サイト運営で得たビッグデータ(大量データ)を提供。鹿島准教授はコンピューター上で独自演算(ロジック)による機械学習やデータマイニング(探索)技術を用いて分析・解析し、サイト運用の効率化に取り組んだ。
これまで仕事依頼の内容は目視で確認していた。自動検出はコスト削減につながる。今後も共同研究で精度を高め、4月をめどに実運用に取り入れる計画。
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