ここ最近、メールチェックの回数を実験的に減らしています。
朝と夕方の2回にチェック
とにかく、メールの返信って相当の意志力と、時間・手間が掛かってしまうんですよね。ぼくは文章を書くことになるべく時間を割きたいので、できるだけメールに関わる時間を減らしたい、と常々考えておりました。
最近はクライアントワークもほとんどないので、思い切ってメールのチェック自体を「朝8〜9時と、夕方16:00〜16:30の2回」に減らしてみました。予定が立て込んでいる日だと、朝しか見ないこともあります。Facebookのメッセージも同様です。
かれこれ2週間ほどそんなスタイルを貫いていますが、特段の問題はありません。なんだ、全然大丈夫じゃないですか。
メリットとしては、確実に仕事の集中力が高まりました。これは言うまでもないでしょう。メールやメッセージの返信のために、執筆・リサーチ作業を中断することが減ったのがインパクト大ですね。
逆にデメリットとしては、当然メールへのレスポンスは遅れてしまいがちです。とはいえ、遅れるといっても何十時間も遅れるわけではないので、まぁ業務に支障は出ません。そんな切羽詰まった仕事は、そもそも受けるべきではないでしょう。
タイトルにも引用していますが、「オフィスワーカーは平均で5分に1回の頻度でメールチェックしている」なんて調査結果も報告されています。たしかに、サラリーマン時代はぼくもこのくらいの頻度だったかも…次々プロジェクトのメールが飛んでくるんですよね。
これまでの調査で、電子メールのチェックが自分が思う以上に習慣化しているという結果も出ている。ある研究では、電子メールをどのくらいの頻度でチェックするかとの質問に対する参加者の回答は平均で1時間に1回というものだったが、実際には被験者らは平均で5分に1回の頻度でチェックしていた。
さらに、最近はメールボックスに届くメールの数自体も減らすよう、努力しています。
各種ウェブサービスの通知やらメルマガやらで、朝起きると30通くらい埋まってるんですよね。これは流石にうんざりするので、片っ端から購読解除&ゴミ箱直送設定を掛けています。だいぶスッキリしました。
世界的ベストセラー本、「習慣の力」の邦訳本を一足早く読んでいるのですが、書中で「意志の力は有限である」という超重要な指摘が展開されています。
意志力は単なるスキルではなく、筋肉のようなもの。腕や足の筋肉と同じように、使えば使うほど消耗し、他のことをする力がなくなってしまうのです。
メールチェックって、まさに筋力を使う作業なんですよね。ぼくはそんなところにエネルギーを費やしたくないので、なるべく最小化するよう心がけたいと思います。
雑記めいた記事ですが、メールチェックの回数を減らすのはおすすめです。仕事柄むずかしい人も多いでしょうけれど、努力してみる価値はありますよ。