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AP通信「偽ツイート」で混乱4月24日 6時20分
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アメリカの通信社、AP通信のインターネットのツイッターに、何者かが不正にアクセスし、「オバマ大統領が爆発でけがをした」という、うその情報を書き込み、ニュース速報として伝えられたことから、ニューヨーク株式市場では株価が一時下落するなど混乱が起きました。
アメリカのAP通信によりますと、23日、ニュース記事などを伝えているインターネットのツイッターに、何者かが不正にアクセスし、「ホワイトハウスで爆発が2回起き、オバマ大統領がけがをした」と書き込みました。
書き込みはニュース速報としてインターネットを中心に広く伝えられたことから、ニューヨーク株式市場では一時、売り注文が殺到し、情報が流れてから僅か2分間でダウ平均株価の下げ幅は140ドルを超えました。
また、ニューヨーク外国為替市場でも一時、ドルが売られましたが、その後、書き込みが誤った情報だったことが確認されたことから、株価は値を戻すなど、混乱は収まりました。
ホワイトハウスのカーニー報道官は、記者会見で「大統領に変わりはない。さっきまで私は大統領と一緒だった」と述べ、書き込みの内容を否定しました。
今回の事態について、AP通信の広報担当者は、NHKの取材に対し、「ハッキングの被害を受けたが、詳細は分かっていない。ツイッターを運営する会社と協力して原因を調査している」と話しています。
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