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再生可能エネルギーサービス

太陽光やバイオマスなど、再生可能エネルギーの普及を推進しています。また、再生可能エネルギーによって発電された電力の付加価値部分をグリーン電力証書として発行・販売しています。

メガソーラー発電事業

企業や自治体などが保有する全国の遊休地を賃借し、最大出力1MW(1,000kW)以上の大規模な太陽光発電所(メガソーラー)の建設を進めています。
今後は、ファンドを組成するなど、資金調達を多様化させながら、再生可能エネルギーのさらなる普及を目指します。

香川県三豊市に建設するメガソーラー(最大出力2.2MW) 完成イメージ

太陽光発電システム販売

メーカーからの機器の直接仕入れや全国の工事会社とのネットワークによるスケールメリットを生かし、割安な価格でお客さまのシステム投資をサポートします。オリックスは、複数メーカーからの機器選定、リース、割賦、立替払、レンタルなどお客さまに合わせた資金調達や、固定価格買取制度の設備認定サポートなど、設置工事から導入後のメンテナンスまでをワンストップでご提供し、お客さまの円滑なシステム導入を支援します。

スキームの一例(リースによる導入)

ビル屋上に設置された太陽光パネル

屋根設置型太陽光発電事業

お客さまが保有する工場や倉庫など大型施設の屋根を賃借し、太陽光発電システムを設置する屋根借り方式の太陽光発電事業を推進しています。自治体や企業の遊休地だけではなく、お客さまの施設を最大限活用することで、効率的な発電を実現します。一方、お客さまは、資産の有効活用ができることに加え、太陽光パネルの遮熱効果による施設内空調の効率改善や屋根の経年劣化の抑制というメリットがあります。
また、オリックスグループで保有する商業施設などの屋根も活用し、事業を展開しています。

スキームの一例

バイオマス発電事業

オリックスグループの吾妻バイオパワーは、群馬県で木質チップ*1 専焼発電の「吾妻木質バイオマス発電所」を運営しています。木質チップ専焼発電は、木質チップ燃料をボイラで燃焼させ、その蒸気熱でタービンを回転させて発電する仕組みです。化石燃料の代替としてバイオマス*2 である木質チップを燃料とすることで、CO2排出量の低減につながるだけでなく、サーマルリサイクル*3 技術の活用で、より環境に配慮した発電事業を実現します。さらに、廃木材の適正処理の促進にも寄与します。発電規模は13,600kW、年間送電量は8,500万kWhで、一般家庭に換算した場合、約24,000世帯分の年間電力使用量に相当します。

また、この発電設備は、「財団法人日本エネルギー経済研究所グリーンエネルギー認証センター」よりグリーン電力発電設備の認定を受けています。これにより、発電した電力は自然エネルギーから発電された「グリーン電力」として認められ、その環境付加価値部分の一部を証書化し、「グリーン電力証書」として発行しています。

*1 剪定枝や廃木材などを破砕しチップ化したもの。
*2 化石資源を除く、再生可能な生物由来の有機性資源のこと。
*3 廃棄物を単に焼却処理するだけではなく、焼却の際に発生するエネルギーを回収・利用すること。

吾妻木質バイオマス発電所

グリーン電力証書

再生可能エネルギーによって発電された電力は、「電力そのものの価値」と「CO2排出量の少ない電力であることの価値(環境価値)」の2つの要素を有しており、グリーン電力証書は、この環境価値の部分を証書化したものです。オリックスは、木質チップをバイオマス燃料とする吾妻木質バイオマス発電所で発電、証書化されたグリーン電力証書を販売しています。また、太陽光で発電された電力による電力証書の発行・販売も行います。グリーン電力証書を購入することでグリーン電力を使用しているとみなされるため、手軽に小額でグリーン電力を導入できる仕組みとして、株主総会などの各種イベント開催時などに購入するお客さまが増えています。オリックスは、グリーン電力証書の販売を通じて、お客さまのCSR向上や、各自治体の条例や法令などの対応を支援しています。

吾妻バイオパワーが発行する、グリーン電力証書のロゴマーク

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