長谷川豊 の American Journey

まったく英語の出来ない長谷川元アナの珍アメリカ奮闘記!

2011年07月

アロエ

「アロエ(←英語的発音)って、日本語で何でしょう…?」
 
スタッフの一人、ユリちゃんが悩んだ。
 
 
 
「う~ん、アロエ(←英語的発音)…」
 
関西弁ぺらぺらのスコットも思い出せないらしい。
 
 
 
 
 
毎週月曜日に行われているとくダネ!の中継のための会議。
 
何のネタが面白いか、みんなで考える。
 
気候ネタがやりたいとチーフが言ったとき、
 
ユリちゃんが提案したのが
 
「熱波のため、動物園ではアロエの餌を凍らすなどの対策をしているということです」
 
 
 
 
 
まだ23歳ながら、6年間生まれ育ったアメリカの言葉である英語
 
その後7年間育った日本の言葉であり、お父様の国の言葉である日本語
 
そして、お母様の国の言葉であるスペイン語
 
3ヶ国語を操るハーフのユリちゃん。
 
様々な言葉を操れる分、たまにこうして英語しか出てこなかったりすることもあるようだ。
 
 
 
 
みんなで考える。
 
英語のアロエって日本語で何?
 
 
 
 
 
健康にいい植物だよね
 
 
 
というアホ丸出しの言葉が喉元まで出たが、黙って飲み込む。
 
大体、アロエが餌を凍らせるわけないし。
 
 
 
ヒントは動物園にいること。
 
そして、大きさは50センチくらい?(←スコット談)
 
 
 
分からない。
 
数分みんなで悩んだ末、
 
「ほかにどんな特徴のある動物なの?」
 
とスコットに聞くと、
 
こんな答えが返ってきた。


 
 
 
「ほら…あの…おなかの上に貝とかを置いて石でたたく…
 
 
 
 
 
 
 
 
ラッコです。それは。
 
 
※ちなみにスペルはotter。ぜんぜんアロエじゃないし。僕の耳、成長してないなー(涙)。

 

ネタ提供はあきらめました


翌日、父はあきらめなかった。
 
今日こそ、ウメ子(長女3歳)はネタを提供してくれるはずだ。
 
期待とともに玄関のドアを開ける!
 
ガチャ!
 
 
 
   
 
 
 

だから、なんでオシメ丸出しで寝てんだ?

 
お前は?

ドンだけ全力で遊んだんだ?

香織子さんのブログが面白い。
 
特にジャスティン君のネタは最強だ。
 
子供って面白い。
 
 
 
うちには3人の子供がいる。
 
まだ3歳になったばかりのウメ子。
 
絶対ネタを提供してくれるはずだ。
 
最近取材(とゴルフ)で忙しい。
 
ウメ子、お父さんは信じてるぞ。
 
何かドジな話、失敗談。聞いてて心温まる
 
そんな話題を提供してくれると。
 
 
 
そんな期待とともに玄関のドアを開けた。
 
 
 
 
 
 
 
 
なに力尽きてんだ。お前は(←夜11時)。
 
ウメ子


アライグマ

アライグマ。
 
日本ではラスカルが有名だ。
 
 
 
丸々とした愛嬌のあるその姿。
 
しかも、食べ物を洗ってから食べたりするらしい。
 
なので「洗い」グマ。
(この話は諸説あり)
 
なんて愛おしい。
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに、アメリカではアライグマは普通に野生でいる。
 
アメリカでは
 
 
 
 
 
 
ゴミ箱をあさっていたずらすることで有名。
 
 
 
ラスカル、洗っても汚いよ。
 
やめた方がいいんじゃね?

メディアジャック

最近、アメリカメディアに出まくってた。
 
アンソニーウィナー議員の辞職に伴い、
 
2日連続でニューヨークタイムズの電子版のトップ写真に載ったのを皮切りに、
 
ケーシーアンソニーさんの裁判では
 
ABC、CNN、FOXに取材を受け、FOXに関しては生中継でインタビューも受けた。
 
 
 
 
取材も結構頑張ってるしねー。
 
ゴルフも楽しまないとねー。
 
ん?打ちっぱなししてる横で、なんだかシャッター音が聞こえるんですけど。
 
ん?写真撮ってた人が雲井ちゃんやトモミちゃんとなにやら話してるけど。
 
何してんの?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
数日後、デイリー紙にも載ってしまいました。↓
 

http://www.thedailyscarsdale.com/news/summer-fun-scarsdale-golf-public-course

 

嬉しくないし(涙)!

おめでとう!なでしこ!!

勢い余って言ってしまうって怖い。
 
僕はめざましやとくダネの中継で、
 
なでしこジャパンの応援をする!と息巻いてしまった。
 
 
 
「ここ、アメリカで真っ青なユニフォームを着て応援してきます」

なでしこユニフォーム

 
 
 でも、僕が言ったのはそこまでだ。
 
誰も、どこで、とか言ってない。
 
 
 
当日、敏腕ディレクターのトモミちゃんに連れて行かれたのは
 
「ネバダスミス」というスポーツバーだった。
 
 
 
「ここ、ニューヨークでももっともコアなサッカーファンが集まるスポーツバーなんですよ♪」
 
 
 
僕を殺す気か?トモミちゃん。
 
僕、今、侍ブルーよ?
 
店の中から
 
「ウポー!」とか「アキャー!」とか聞こえてきてるけど(←試合前)
 
この建物の中に、この服着て入るの?
 
 
 
「ものとか投げつけられて、絆創膏とか張って中継したら面白いですよねっ♪」
 
 
 
へい、レディー、あんた、可愛いからって、何言っても許されると思うなよ。
 
という言葉が喉元まで出たが、
 
残念なことに僕は可愛い女の子には弱い。
 
黙って従う。
 
 
 
ものとか投げつけられて絆創膏張って中継するためにネバダスミスに突入。
 
すさまじいブーイングとからかいの中、
 
店の中に進む。こういう時、英語が分からないっていい。
 
 
 
「5対0でアメリカが勝っちゃうかな~」
 
「いやいや、10対0だよ~」
 
 
言いたい放題言われる中、なでしこ、大奮闘。
 
次第に真顔になってくるアメリカの皆さん。
 
次第に元気になっていく長谷川。
 
 
 
日本の皆さんに解説しておくと、
 
アメリカ女子にとってサッカーは最もメジャーなスポーツの一つなんですって。
 
かなりの競技人口がいて、
 
男子のアルゼンチンやブラジルが女子のサッカーではアメリカといった感じなのです。
 
 
 
つまり、皆さん、「アメリカが絶対勝つ」って信じて応援してたわけ。
 
 
 
で、あの結末でしょ?
 
アメリカの皆さん、呆然。
 
ものとか、投げつける気力もなかった感じ。
 
 
 
 
ただ、何人かの方々には声をかけていただきました。
 
「グッドゲームだったね!」
 
「おめでとう、ジャパン!」
 
 
 
 
そう。ほんと、僕みたいなにわかファンにはどっちが勝ったとか、
 
そんなことに興味がいっちゃうんですが、
 
多くの、特にネバダスミスに集まるようなサッカーファンにとっては一昨日の試合は
 
どちらが勝っても拍手を送るべく、ナイスゲームだったみたい。
 
そんなゲームに、物なんか投げないよね(笑)。
 
なでしこ達に救われたかな。
 
 
 
 
おめでとう!なでしこジャパン!
 
そして、アメリカチームも、さすがでした!ナイスファイト!!

先日106でした

 
「最近、長谷川さん、ゴルフ、はまりすぎですよ!」
 
 
 
「週2回もゴルフ行くのやめてください」
 
 
 
「スタジオで、本番直前にスイングフォーム確認しないでよ!」
 
 
 
「マイクをゴルフクラブに見立てて、グリップの調整しないように!」
 
 
 
「ってか、マイクを持ってきて欲しいときに『俺の7番アイアンを持ってきて』って言われても意味分かりません」
 
 
 
「『そのコメント、チップインバーディーな感じ』って言われても理解出来ないから!」
 
 
 
「本番と本番の間の45分間でゴルフショップに行くのやめた方がいいぞ」
 
 
 
 
 
いやいや、みんな
 
 
みんなして僕の事をゴルフバカみたいに言うけど、
 
 
僕はただ趣味としてやってるだけですから。
 
 
僕、大人よ?しっかりしてますからご安心を。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、すいません!そろそろティーショットの…オンエアの時間なので、
 
 
今日も元気にナイスショットして…頑張っていきましょう!!


日本男児は残さない

こちらのスイーツは甘い。
 
マジで。
 
甘さが重い。
 
 
 
先日、我らがFCIのアンディーが誕生日だった。
 
そのフィアンセが、会社のみんなにスイーツを作ってくれた。
 
 
長谷川、そりゃめでたい、と、一口パクっ。
 
 
 
 
 
 
甘イヨネ?
 
甘スギダヨネ?
 
 
これ、チョコレートケーキじゃなくて、
 
チョコレート風味の砂糖だろ?
 
そんなことを言ったら、アンディーにも、アンディーの超美人フィアンセにも怒られる。
 
 
 
 
が、僕は甘いものが苦手だ。
 
いや、一口二口は好きだが、ちょっと、量は食べられない。
 
日本でも、ほとんど、全部は食べられないから
 
嫁さんに8割は食べてもらうのだ。
 
 

 

しかし、間抜けなことに、僕は嫁さんの手助けを得られない

 

会社の中で、しかも、アメリカンスイーツをパクついてしまったのだ。
 

 

 

だが、僕は日本男児だ。

 

日本男児はいただいたご飯は残してはいけないのだ。

 

お米の一粒一粒も

 

農家の方が汗水流して作ってくださってるのだ!

 

ビバ!コシヒカリ!

 

 

 

 

 

 

 

そんな訳で、

 

横4センチ、縦7センチほどのチョコレートケーキ

 

 

 

 

 

 

2時間かけて食べました。

 

 

 

 

 

ありがとう、アンディーのフィアンセ。

 

うまかった!!

B級vsS嬢

先日、B級大好きのカメラマンこっしーとS嬢、雲井ちゃんと4人でうどんを食べに行った。
 
その時、アメリカ育ちのS嬢について、面白い話を聞いた。
 
 
 
こっしーが取材で行った先で、トートバッグをもらったらしい。
 
まぁ、でも、我ら男性はトートバッグなんて使わない。
 
で、こっしー、S嬢にあげようとしたらしい。
 
「S嬢、取材でトートバッグもらったんだ。いる?」
 
 
 
この質問に対するS嬢の答えはこちら。
 
「使わないのでいりません(笑顔)」
 
 
 
B級カメラマン、バッサリ。
 
 
 
こっしーは「これは日本ではあまり見ない対応」と主張。
 
こっしー曰く
 
日本では、披露宴でも、新郎の席の下にはバケツがある…と。
 
 
 
 
…あ、ごめんなさい、アメリカに住んでる人、何の話か分かりませんよね?
 
えー、一言で言うと、日本では、
 
 
面と向かって断らないという文化があるんです。
 
 
で、結婚式のときとか、
 
参列客が特に新郎(夫ね)に対して、大勢が
 
「まぁ、一杯」
 
といって、お酒を注ぎにくるんですが、(←これもアメリカではあまりないですね)
 
それを全部飲んでたらアル中になるでしょ?
 
で、机の上で、
 
「ありがとうございます、今後もどうぞ…」って言って、注いでもらってから
 
机の下で、そのお酒を捨てるんです(←普通)。
 
 
 

 

…で、その文化も引き合いに出し、B級カメラマンいわく、
 
「日本ではまぁ…って言いながら、もらうもんだよー」

 

 

 

 

S嬢が不思議そうな顔でこう聞き返す。

 

「でもそれって…そっちの方がひどくないですか?」

 

 

 

 

B級君、絶句。

 

面白いなー。S嬢の言ってることのほうが正論だ。

 

もちろん、日本の文化は日本の文化で、素敵な部分はあって、

 

それは一つの思いやりなんだよね。

 

直接断られるのって、日本人、凹むし。

 

でも、まぁ、いらないものもらったり、影で捨てたりってのも、もったいないのは事実だしね。

 

 

 

 

多分、英語って、こういう会話、しやすいんですな。

 

英語で「これいる?」って聞かれたとして、

 

「ノーセンキュー」

 

って普通の会話だし。

 

雲井ちゃんやS嬢はアメリカ育ちなので

 

きっとごくごく普通の反応をしただけなんだろうなぁ。

 

 

 

 

なんて思いながらうどん食べてました。

 

マンハッタンの46丁目。

 

「うどんウエスト」。うまいっす。ぜひ。

 

こんにちはユタカです

ゴルフデビューをしてからハマってまして。
 
結構何度もゴルフに行ってます。
 
一回18ホール回って、うちの近くのコース、
 
29ドルです。
 
2400円ね。
 
日本、頼むから見習ってくれ。
 
 
 
 
ところで、僕は知らなかったが、
 
ゴルフって4人一組で回るもんらしい。
 
つまり、会社の仲間、3人と一緒に行くと、
 
一人で来てる顔も知らないアメリカ人と組まされて、
 
結局4人で回るわけ。
 
 
 
こないだ一緒に回った近所在住のクリスさん(フランス人)、
 
めちゃ上手かったが、最後まで僕のこと、
 
 
 
「さぁ、次はユタの番だよっ!」
 
「ナイスショット!ユタ!」
 
 
 
と言い続けてました。
 
誰がユタキやねん。
 
 
 
 
先日、ケーシーアンソニー裁判の取材でフロリダオーランドに行ったが、
 
その裁判所に入るためのパスを作ってもらった。
 
メディアパスってやつだ。
 
そのパスを見て、
 
なんだか、みんなが僕のことを変な風に呼ぶ。
 
発音の問題かと思ったが、
 
よく見てやっと分かった。
 
 
 
 
いいか?
 
アメリカ人のみんな!
 
 
僕はユタカであって
 
 
ユタキでも
 
 
 
 
 
 
ヤタカでもない()!

七夕

7月7日。
 
七夕だ。
 
彦星と織姫が1年に一度会える日。
 
燃えるんだろうなー。
 
彦にゃん。
 
1年ぶりに会えるんだもんね。
 
そらあんたっ、て話ですよ。
 
 
 
ってか、1年に1回しか会えないって
 
遠恋にも程があるだろ。
 
織姫を淋しがらせちゃ駄目だぞ、彦にゃん。
 
 
 
 
 
そんな訳で、
 
1年に一度、短冊に願いを託す日です。
 
 
 
 
今年も家族が健康で笑顔でいられますように。
 
 
 

花火

驚きの事実が発覚した!!
 
ニューヨークでは
 
 
 
 
自宅で花火を持つことが禁止されてるらしい!!
 
理由は
 
「危ないから」
 
 
 
 
 
いや、銃持ってる方が危険な気もするが?
 
線香花火の存在を知らんのか?アメリカ人は?
 
あの情緒といったら…
 
まぁ、それぞれの文化だからいいけど。
 

 

 

 

ところで、日曜日のニュースであまりにも面白いことをやってたので、
 
下に動画を張っておきますね。(見られるといいけど)
 
 
 
 
 
 
ニューヨーク警察が市内の人たちから没収しまくったらしい。
 
花火。
 
勝手に持つな、と。
 
で、没収した花火、処理するために
 
火をつけたんだって。

 

 


 
5000パウンド(およそ2300キロ)の花火。

 

一気点火↓

 

 
 
 
 
 
危ないって言うより、
 
 
 
もったいないわ!

ジュライフォース

 

 

アメリカの皆さん、当たり前の言葉。
 
日本のみんな、ほぼ、意味分からないし。
 
 
 
 
ジュライフォース。
 
 
 
 
週間少年ジャンプの漫画に
 
必殺技でいずれ出てきそうな名前だよね。
 
 
 
「喰らえ!必殺!ジュライフォース!!」
 
ボーンと、人なんか吹っ飛んじゃう感じですな。
 
漫画みたいに人が吹っ飛んだら、
 
間違いなく複雑骨折だけど。
 
 
 
 
 
7月4日。
 
 
 
アメリカ合衆国が独立した日。
 
クリスマスと並んでめでたい日らしい。
 
独立記念日。
 
 
 
 
日本人は映画の影響か、
 
『インディペンデンス・デイ』としか知らない人が多いですが。
 
 
 
 
 
 
 
いやー、めでたい、めでたい。
 
そんな訳で、
 
ケーシーアンソニー被告の裁判、そろそろ結審しそうなので、
 
 
 
朝の4時半起きで
 
フロリダに行ってきます。

ワニ

取材に行ったフロリダで、
 
普通に出てきました。
 

 
 
ワニのから揚げ。

ワニ

 
 
普通に中途半端な味でした。
 
では、今日も元気に仕事に行ってきますワニ。


今日思った

 

駅でおばさんに声をかけられた。
 
おばさんは困っているようだった。
 
でも、僕は何も出来なかった。
 
「アイムソーリー。アイキャンノット イングリッシュ」
 
おばさんはどこかに走っていった。
 
 
 
 

今まで僕は何人の親切なアメリカ人に助けられてきたか。
 
駅でうろうろしてるだけで、
 
「何かお助けできることはない?」
 
と聞かれたこともある。
 
それなのに…道も教えられないのか?
 
そんな、小学生でも出来ることが、出来ないのか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
僕は…僕は…
 

 
 
 
 
 
 
 
英語を話せるようになりたい(涙)!