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スポーツ
【冷静と情熱のあいだ】「日本人男子初」は素直にうれしい。でももう「過去」 髙橋大輔
2012.12.18 14:18
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グランプリ(GP)ファイナル(12月6日~8日、ソチ)では初優勝をすることができた。進出した6人のうち5位通過という現状からも今回は自分に期待していなかったので優勝は予想外。これまで6回出場して勝てず、ジュニア時代もJrGPファイナルの優勝はしていないので、GPファイナルには縁がないと思っていた。普段は意識しないけれど、あらためて「日本人男子初」という歴史を作れたことは素直にうれしいし、現役を辞めなくてよかったと思った。でももうこれも「過去」。浮かれないよう気持ちは切り替えている。
■「方程式」ではない
今回はファイナルに進出できるかさえ危うい状況だったから、勝とうというより、この厳しい現状の中で自分がどれだけできるのか「自分の演技をすること」と「他の選手との状況を見る」ことに集中していた。それが結果として優勝につながったように思う。中国杯での焦りやNHK杯での経験があったからこそで、これが「方程式」というわけではない。
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