[カルディコット博士]「ごめんなさいね。妊婦、子ども、妊娠可能な女性は今からでも東京を離れて下さい。」


はっちです。
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「ごめんなさいね。妊婦、子ども、妊娠可能な女性は今からでも東京を離れて下さい。」カルディコット博士。
転載元より抜粋)
 きのうのカルディコット博士の講演には、多くの方が詰めかけました。

 僕自身、はじめてお話をしたのですが、彼女は、やはり時代の情勢変化に敏感な方で、日本の現況の政治情勢に関しての知識も多く、こうした情勢に関しての質問が矢継ぎ早に言われました。解散の流れや、野田総理への評価、官邸前デモの実態がどうなっているのかなど、知りたがっている話は多かったです。

 ご本人は、講演ではいろんなことを話していました。僕は出入りもしていたので、全ては聞きとれていませんが、聞いた中のポイントは、次のような感じです。

☆メルトダウンが三回起きたことは歴史上今までなかったこと。なにがおきているのか、本当のことはまだ誰もわからない。

☆日本政府や東電の言っていることは、うそばかりで信用してはならない。

福島の事故では、チェルノブイリの時よりも4.5倍から5倍の量が大気に放出された(ガンダーセンの推測を引用している)と思う。当初は、太平洋上に、次に市街地側へ流れた。今も、続いている。キセノンなどの核種は大量に放出されていることは間違いない。

☆福島第一原発からおよそ200種類の放射性物質が排出されたが、これらの物質については確認さえ、なされていない。セシウムばかり取りざたされるが、これはあくまで指標の一つ。

☆チェルノブイリでは立ち入り禁止区域は30km圏だけではないのがわかる。日本政府より、よほどソ連の方が対策を取っている。

☆汚染が高かったスウェーデンはダウン症と知的障害が増加している。

☆私なら土壌とハウスダストの汚染を調べます。本来はこれら測定費用を国が出すべきお金で国に要求すべきです。放射性物質は、非常に難しい。目に見えない臭わない。見えるようになると皆さんはわかるようになると思います。

☆少なくとも、去年ボストンでは、アメリシウムが検出されている。アメリシウムは、プルトニウムよりも毒性が高いもの。日本でも、他の核種を調査しないとならない。

☆悲しいことだけど一度体内に入った放射性物質を除去する方法はない。蓄積する。

☆放射性物質は濃縮する。そして何世代も続き、どんどん酷くなる。

福一4号機はM7クラスでいつ崩壊してもおかしくない!もし、そうなった場合はチェルノブイリの10倍もの放射能が放出される可能性。何かあったらすぐにボストンに住んでいる孫をオーストラリアに連れてくる。 南半球と北半球では大気の周り方が違い交わることはない。

こどもの甲状腺ののう胞は極めてまれなものだと、私は認識している。子どもの甲状腺の問題は2種類。液状ののう胞と結節。結節は癌になる可能性がある。転移すると脳に問題が出てくることもあって、チェルノブイリでも知的障害と形成不全が出ました。

☆(僕が血液検査やエコーの検査の必要性を話した直後)検査するぐらいなら、逃げてください!高い汚染のある場所から、汚染がない場所へ。

☆(東京23区土壌が平均でセシウム合算800Bq/kgや世田谷区のハウスダストで50gのほこりで75Bq、つまり1500Bq/kg、セシウムが出たことを話すと)ごめんなさいね。私が東京の人間だったら、私は東京に今居ません。妊婦、お子さんやそのお母さん、特に小さな子供がいる方、妊娠可能な女性は、今からでも首都圏から離れて下さい。皆さんにこんな事を言わなくてはならなくて、本当に、ごめんなさい。

☆事故がまだ終わってない事を常に念頭に置いて下さい。何が起こってもおかしくないのです。


ことし三月に来日したバンダジェフスキー博士に続いて、カルディコット博士も「東京は住めない」と明言しました。こうした、海外の専門家で、本当のことを告げようとする人ほど、はっきりとした警告をおこないます。女性で、しかも優しく、決然と話す感じに、場内の方たちから、博士に対しての共鳴が、強く感じられていたと思います。

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