スポーツ【冷静と情熱のあいだ】4回転にこだわっているわけではない 髙橋大輔+(2/5ページ)(2012.11.20 16:51

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【冷静と情熱のあいだ】
4回転にこだわっているわけではない 髙橋大輔

2012.11.20 16:51 (2/5ページ)
【冷静と情熱のあいだ】フィギュアスケートの髙橋大輔選手(渡辺真一さん撮影)

【冷静と情熱のあいだ】フィギュアスケートの髙橋大輔選手(渡辺真一さん撮影)

 それでもフリー(FS)直前の6分練習では、いい感触があったから本番はそれなりに行けるかと思ったけれど、やはりきちんと練習できていなかったことは結果に出る。FSに4回転を2本は無謀な挑戦という人もいるかもしれないけれど、外す気は全くなかった。でも思い切り飛べず、中途半端な小さいジャンプになってしまって回転不足と両足着氷で失敗。それなら思いっきり飛んで転んだほうがマシだった。合わない靴は、微妙な力加減で踏ん張っておかないと変な方向にエッジが滑ってしまうから、思い切りジャンプも飛べないし、ステップでも思い切りやると転びそうだった。

 ■4回転以外の失敗

 僕が自分に腹立たしいのは、4回転よりも、後半の3回転で転んだこと。4回転は失敗したとしても、それ以外で失敗してしまうのが自分のダメなところ。正直、気持ちも切れて集中力を欠いていた。余計な力を変に使いすぎていたせいで、呼吸もきちんとできず、疲労感もあって集中力がもたなかった。最悪な状態でもそれくらいはできなければいけないと思う。

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【冷静と情熱のあいだ】フィギュアスケートの髙橋大輔選手(左)とニコライ・モロゾフコーチ(渡辺真一さん撮影)
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