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Raspberry Pi ルートファイルシステムをUSBドライブに変更 [Raspberry Pi]

たまたま自身のRaspberryPiだけなのか、SDカード上のルートファイルシステム(/dev/mmcblk0p2)がよく壊れる。SDカードを替えても同じで、またOpenELEC、Raspbian双方で発生している。何とか改善できないかと、SDカード上のルートファイルシステムをUSBドライブ側に変更して様子をみることにした。以下がRaspbianについての変更手順になる。準備するものは次の通り。
・SDカード(Raspbianをインストール済)
・USBフラッシュメモリ(ラベル名:USBDISK、ext4でフォーマット済)
Ubuntu 12.10マシン
UbuntuマシンにSD、USBフラッシュメモリをセットしたら夫々のマウントポイント確認しておく。
$ ls /media/USER/ #USERはログイン名
USBDISK UUID1 UUID2
ここでUUID1、UUID2はRaspbianインストルール済SDカードの「boot」パーティション、「/(ルート)」パーティション のそれぞれのUUID(実際はHEX値の並び)に置換える。まず「/(ルート)」配下のファイルを丸ごとUSBDISKへコピー。
$ sudo su
# cd /media/USER/UUID2/
# tar cfpv - --exclude=./lost+found --exclude=./sys --exclude=./proc . | tar xfpv - -C /media/USER/USBDISK/
# sync
# cd /media/USR/USBIDSK/
# mkdir sys
# mkdir proc
次に「boot」パーティションにある「cmdline.txt」の「root=/dev/mmcblk0p2」を以下の通り変更、
# vi /media/USER/UUID1/cmdline.txt
・・・・console=tty1 root=/dev/sda1/ rootfstype=ext4・・・・・・・・
同様にUSBDISK側「/etc/fstab」の「/dev/mmcblk0p2」も以下の通り変更。
# vi /media/USER/USBDISK/etc/fstab/
/proc                     /proc ・・・・・・・・・・・・・・・・・
/dev/mmcblk0p1    /boot ・・・・・・・・・・・・・・・・・
/dev/sda1             /       ・・・・・・・・・・・
これで、このSDカードとUSBフラッシュメモリでルートファイルシステムがUSBドライブのRaspbianが無事起動できた。まだUSB運用はそれほど長くはないが、ルートファイルシステムが壊れる事象はまだ発生していない。
ちなみにOpenELECも同様な手順で行けるが、「/etc/fstab」の変更は不要であった。またこちらの方もルートファイルシステムが壊れる事象はまだ発生していない。

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Raspberry Pi Raspbian+KTV-FSUSB2でリアル視聴 [Raspberry Pi]

前記事では「OpenELEC」で手っ取り早くGPUののビデオ再生支援を試してみたが、今回はRaspbian(wheezy)+KTV-FSUSB2でリアル視聴も試してみた。「recfsusb2n」の方はこちらのソースに「適当な何かの別館」の「recfsusb2n tsspliteer_lite内蔵・httpサーバー機能追加・recpt1ctl対応パッチ」(recfsusb2n_http_patch2.zip)を適用したものを使用した。
$ sudo apt-get install git
$ git clone https://github.com/sh0/recfsusb2n
$ cd recfsusb2n/src/
$ unzip ../../recfsusb2n_http_patch2.zip
コンパイルには「Makefile」の変更が必要であった。「CXXFLAGS」、「CFLAGS」から「-march=native」オプションの削除、「LIBS」はコメントアウトされている行の先頭「#」を削除、次行の先頭に「#」を追加して、
$ make
$ sudo cp recfsusb2n /usr/local/bin/
$ sudo vi /lib/udev/rules.d/89-tuner.rules
# FSUSB2N
SUBSYSTEM=="usb", ENV{DEVTYPE}=="usb_device", ATTRS{idVendor}=="0511",\
ATTRS{idProduct}=="0029", MODE="0664", GROUP="video"
$ sudo shutdown -r now
後は
$ recfsusb2n --b25 --sid hd --http 8888
$ omxplayer -o hdmi http://localhost:8888/27
これで問題なくリアル視聴ができた。(MPEG2ライセンキーを「/boot/config.txt」設定済が前提)
ただし「omxplayer」は常にフルスクリーン表示、VLC等のように画面サイズの変更はできない。
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Raspberry Pi + OpenELEC HWビデオ再生支援機能を試してみた [Raspberry Pi]

注文してから3ヶ月、「Raspberry Pi」がようやく手元に届いたので、「OpenELEC」をインストールし、手っ取り早くGPUののビデオ再生支援能力を試してみた。OpenELEC用SDは他マシン(Ubuntu)で作成した。
$ wget http://releases.openelec.tv/OpenELEC-RPi.arm-2.95.5.tar.bz2
$ tar xvfj OpenELEC-RPi.arm-2.95.5.tar.bz2
$ cd OpenELEC-RPi.arm-2.95.5/
$ sudo fdisk -l # デバイス名の確認
・・・・・・・・・・・・
デバイス ブート  始点   終点  ブロック   Id  システム
/dev/sdd  *   2048  1929215   963584   c  W95 FAT32 (LBA)
$ sudo ./create_sdcard /dev/sdd
後は作成したSDカードをRaspberry Piにセットして電源(5V)を入れてやればXBMCが立ち上がる。XBMCの日本語化は以前のこの記事を参考に。
このままデフォルト状態(clock700MHz)で録画サーバ上のMP4ファイル(H.264/MPEG-4)はネットワークを通して問題なく再生できた。TSファイル(MPEG-2)の方はHWデーコードが無効になっているので「MPEG-2 license key」をこちらから別途購入して有効化する必要がある。リーズナブル(£2.40)なので迷わず購入、深夜に注文し約6時間後にメールで送付されてきた。購入には「serial number」が必要になるので、他マシン(Ubuntu)から
$ ssh root@xxx.xxx.xxx.xxx # IPアドレスは「システム→システム情報→概要」で確認 ・・・・・・・・・
OpenELEC Version: 2.95.5
root@xxx.xxx.xxx's password: openelec
root ~ # cat /proc/cpuinfo
・・・・・・・・・
Serial : 00000000XXXXXXXX
により確認すればよい。送付されたきたライセンスキーの設定は、他マシン(Ubuntu)でOpenELEC用SDカードをmountし、
$ vi /media//System/config.txt
・・・・・・・・・・・・・
decode_MPG2=0x12345678
# decode_WVC1=0x00000000
# decode_DTS=0x00000000
# decode_DDP=0x00000000
・・・・・・・・・・・・・
設定すれば良い。これでTSファイル(1440x1080)再生では問題無かったが、BS放送に多いTSファイル(1920x1080)では再生中に時々引っ掛かることがあった。そこで「overclock」を実施、
$ vi /media//System/config.txt
・・・・・・・・・・・・・
arm_freq=950
core_freq=250
sdram_freq=450
over_voltage=6
・・・・・・・・・・・・・
これでTSファイル(1920x1080)も問題なく再生できるようになった。まだ数日運用しただけなので、これらの値は変更する必要があるかもしれないが。
値段からそれ程期待していなかったが、これほど使えることに正直驚きである。また省電力(約5W)なのも有難い。当面、リモコンでメディアセンターとして便利に使うつもりである。
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Ubuntu 12.10 (gcc 4.7)でのrecfsusb2nコンパイル [KTV-FSUSB2]

正式リリースまで間がないこともありUbuntu12.10を試しているが、recfsusb2nのコンパイルが通らなかった。ソースは「sh0 / recfsusb2n・GitHub」に「tssplitter_lite+httpサーバ」のパッチを適用したものを使用した。(こちらの記事を参照、この記事でMakefile変更まで完了していることが前提)
$ make
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
usbops.cpp: 関数 ‘void usb_getdesc(const char*, usb_device_descriptor*)’ 内:
usbops.cpp:22:60: エラー: ‘read’ was not declared in this scope
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
調べた結果、GCCバージョンが4.6から4.7に上がったことによるもので以下の変更が必要であった。
--- usbops.cpp.orig 2012-10-13 05:23:16.144456390 +0900
+++ usbops.cpp 2012-10-13 05:24:01.952455036 +0900
@@ -4,6 +4,7 @@
 #include <errno.h>
 #include <string.h>
 #include <sys/file.h>
+#include <unistd.h>

 #include <iostream>

あとは再コンパイルと動作確認、
$ make
$ ./refsusb2n --b25 --sid hd --http 8888
$ vlc http://localhost:8888/27
これで無事視聴できた。
既にPT3については問題なくコンパイルが通っているので、Ubuntu 12.10移行への最低限の準備ができた。
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recpt1(httpサーバ版)パッチを最新ソースに適用 [PT2]

recpt1(httpサーバ版)は、「up0319.zip(DTV関係ツール)(今は「MediaFire」からダウンロードできる。)」をそのまま使用してきたが、ベースの本家ソース「pt1:log」を確認してみると少し古い。
$ unzip up0319.zip
$ cd pt1-http-rc4_fix/
$ cat .hg_archival.txt
repo: 67e8eca28a802cc7fbf007d5ed73f52254eff99f
node: 7662d0ecd74b330f3f970f485fe42a674cc3676b
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この「7662d0ecd74b」版ソースを本家で確認してみると「date Fri, 19 Nov 2010 11:19:25 +0900 (21 months ago)」と2年弱前、当然、本家ソースにはその後幾つもの有用なパッチが盛り込まれている。これを最新版ソースに更新することに。まず「7662d0ecd74b」版との差分から、
$ cd ..
$ wget http://hg.honeyplanet.jp/pt1/archive/7662d0ecd74b.tar.bz2
$ tar xvfj 7662d0ecd74b.tar.bz2
$ diff -urN pt1-7662d0ecd74b/recpt1/recpt1.c pt1-http-rc4_fix/recpt1/recpt1.c > recpt1-http.patch
パッチ(recpt1-http.patch)を作成し、本家の最新ソースに適用、
$ hg clone http://hg.honeyplanet.jp/pt1/
$ cd pt1/recpt1
$ patch -p2 < ../../recpt1-http.patch
patching file recpt1.c
Hunk #2 succeeded at 82 (offset 2 lines).
Hunk #3 succeeded at 558 (offset 46 lines).
Hunk #4 succeeded at 581 (offset 46 lines).
Hunk #5 succeeded at 966 (offset 46 lines).
Hunk #6 succeeded at 977 (offset 46 lines).
Hunk #7 succeeded at 1010 (offset 46 lines).
Hunk #8 succeeded at 1074 (offset 46 lines).
Hunk #9 succeeded at 1434 (offset 46 lines).
何とか適用できた。更に自身はPT3を使用しているので以下のパッチを適用した。
--- pt1_dev.h.orig	2012-08-04 12:47:59.131278846 +0900
+++ pt1_dev.h	2012-08-05 11:48:11.977807216 +0900
@@ -7,20 +7,20 @@
     "/dev/pt1video0",
     "/dev/pt1video5",
     "/dev/pt1video4",
-    "/dev/pt1video9",
-    "/dev/pt1video8",
-    "/dev/pt1video13",
-    "/dev/pt1video12"
+    "/dev/pt3video1",
+    "/dev/pt3video0",
+    "/dev/pt3video5",
+    "/dev/pt3video4"
 };
 char *isdb_t_dev[NUM_ISDB_T_DEV] = {
     "/dev/pt1video2",
     "/dev/pt1video3",
     "/dev/pt1video6",
     "/dev/pt1video7",
-    "/dev/pt1video10",
-    "/dev/pt1video11",
-    "/dev/pt1video14",
-    "/dev/pt1video15"
+    "/dev/pt3video2",
+    "/dev/pt3video3",
+    "/dev/pt3video6",
+    "/dev/pt3video7"
 };
 
 // �Ѵ��ơ��֥�(ISDB-T��)
あとはコンパイルインストールで完了。
$ ./autogen.sh
$ ./configure --enable-b25
$ make
$ sudo make install /

タグ:PT2 recpt1 PT3
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Ubuntu 12.04でPT3を試用してみた [PT2]

少し前から開発中のPT3ドライバ(pt3_drv)を試用させて貰っている。開発デンポは驚くほどで、既に「recpt1」が使える所まで達している! ドライバはここで公開されているので、
$ git clone https://github.com/m-tsudo/pt3.git
$ cd pt3/
$ git log
commit e16c0aeb4aa44e5e801d6e20bdb7dd070130eeba
Author: m-tsudo
Date: Fri Jul 27 15:44:14 2012 +0900

refactoring
・・・・・・・・
$ make
$ sudo make install
(再起動)
これで
$ ls /dev/pt3*
/dev/pt3video0 /dev/pt3video1 /dev/pt3video2 /dev/pt3video3
デバイス名が表示されれば正常。後は「recpt1(http版)」がインストール済であったので、(「recpt1」のインストールはこちらを参考)
$ recpt1 --device /dev/pt3video2 --b25 --strip --sid hd 27 - - | cvlc -
で無事リアル視聴できた。ここで一々デバイス指定するのは何かと不便なので「recpt1」配下の以下ファイルを変更(2012.08.05:パッチ内容を再変更)
--- pt1_dev.h.orig	2012-08-04 12:47:59.131278846 +0900
+++ pt1_dev.h	2012-08-05 11:48:11.977807216 +0900
@@ -7,20 +7,20 @@
     "/dev/pt1video0",
     "/dev/pt1video5",
     "/dev/pt1video4",
-    "/dev/pt1video9",
-    "/dev/pt1video8",
-    "/dev/pt1video13",
-    "/dev/pt1video12"
+    "/dev/pt3video1",
+    "/dev/pt3video0",
+    "/dev/pt3video5",
+    "/dev/pt3video4",
 };
 char *isdb_t_dev[NUM_ISDB_T_DEV] = {
     "/dev/pt1video2",
     "/dev/pt1video3",
     "/dev/pt1video6",
     "/dev/pt1video7",
-    "/dev/pt1video10",
-    "/dev/pt1video11",
-    "/dev/pt1video14",
-    "/dev/pt1video15"
+    "/dev/pt3video2",
+    "/dev/pt3video3",
+    "/dev/pt3video6",
+    "/dev/pt3video7",
 };
 
 // �Ѵ��ơ��֥�(ISDB-T��)
そして再コンパイル
$ ./autogen.sh
$ ./configure --enable-b25
$ make
$ sudo make install
これで「--device」オプション無しで
$ recpt1 --b25 --strip --sid hd 27 - - | cvlc -
リアル視聴できる筈、少し気が早いがepgerecと組合せた録画マシンも構築しようと思えば可能な筈。
自身は「recpt1(http版)」の方を使用しているので、
$ recpt1 --b25 --strip --sid hd --http 8800
として、
$ cat pt3playlist.m3u
#EXTM3U
#EXTINF:0,NHK総合
http://localhost:8800/27
#EXTINF:0,NHKEテレビ
http://localhost:8800/26
#EXTINF:0,日本テレビ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
#EXTINF:0,BS1
http://localhost:8800/101
#EXTINF:0,BSプレミアム
http://localhost:8800/103
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
$ vlc pt3playlist.m3u &
でリアル視聴している。勿論、VLC側からのチャネル切替についても正常動作しており、PT2やKTV-FSUSB2の場合と変わらない。
まだまだ改善され良くなっていくだろうからこれから楽しみであると同時に、開発者の皆さんにはただただ感謝の念で一杯である。

タグ:vlc PT2 recpt1 PT3
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recfsusb2nのコンパイル(cmake) [KTV-FSUSB2]

http://tri.dw.land.to/fsusb2n/」が無くなったので、「sh0 / recfsusb2n・GitHub」からのものをコンパイルしてみた。初めての「cmake」だったが何とか..、「CMakeLists.txt」を一箇所修正が必要であった。因みに環境はUbuntu12.04。(追記:recfsusb2nはここにもありました)
$ sudo apt-get install libboost-thread-dev libboost-filesystem-dev
$ tar xvfz sh0-recfsusb2n-434014e.tar.gz
$ cd sh0-recfsusb2n-434014e
$ ls
CMakeLists.txt README cmake src
$ mkdir build
$ cd build
$ vi ../src/CMakeLists.txt
・・・・・・・・・・
# Libraries
SET(FSUSB_LINK_INT "-lpthread -lboost_system") #追加
SET(FSUSB_LINK_EXT "${BOOST_LDFLAGS}")
・・・・・・・・・・
$ cmake ..
$ make
$ ls src/
CMakeFiles Makefile cmake_install.cmake recfsusb2n
正常であれば、新たに作成された「src」配下に目的の「recfsusb2n」が作成される。
あと、FSUSB2内蔵カードリーダを使わずに外付けカードリーダを使う場合は、
$ vi ../src/CMakeLists.txt
・・・・・・・・・・
# Libraries
SET(FSUSB_LINK_INT "-lpthread -lboost_system -larib25") #追加
SET(FSUSB_LINK_EXT "${BOOST_LDFLAGS}")
# Sources
FILE(GLOB FSUSB_SRC ${FSUSB_SRC_DIR}/*.cpp)
#FILE(GLOB ARIB25_SRC ${ARIB25_SRC_DIR}/*.c) #コメントアウト
・・・・・・・・・・
$ cmake ..
$ make
$ ls src/
CMakeFiles Makefile cmake_install.cmake recfsusb2n
$ ./src/recfsusb2n --b25 27 - - | vlc -
これで内蔵B-CASカードなしで視聴できる筈。
自身、実際には「tssplitter_lite+httpサーバ」パッチを適用したものを使用している。この場合のコンパイルには「cmake」からではなくパッチ同梱の「Makefile」を修正して使用している。
$ ls
recfsusb2n_http_patch2.zip sh0-recfsusb2n-434014e
$ cd sh0-recfsusb2n-434014e/src/
$ unzip ../../recfsusb2n_http_patch2.zip
$ vi Makefile
・・・・・・・・・・・・・・・・・
#B25_OBJS_EXT = $(B25_PATH)/arib_std_b25.o .... #コメントアウト
・・・・・・・・・・
LIBS = -lpthread -lboost_system ..... -larib25 #コメントアウトを外し追記
#LIBS = -lpthread -lboost_thread-mt -lboost_filesystem #コメントアウ
・・・・・・・・・・・・・・・・・
$ make
$ ./refsusb2n --b25 --sid hd --http 8888
$ vlc http://localhost:8888/27
FSUSB2内蔵カードリーダを使用する場合は「B25_OBJS_EXT」のコメントアウトを外し、「-larib25」を削除。「recfsusb(http版)」+「vlc」リアル視聴については前記事を参照、vlc側からチャンネル切替ができるのでかなり幸せに..。

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VLC 音声切り替わりパッチの適用 [録画・再生]

Screenshot_from_2012-04-25 21:17:17.png一部の二ヶ国語放送や5.1chなどのデジタル放送をVLCで視聴するには音声チャネル構成切替に対応させる必要があるが、録画サーバのrecpt1をhttp版への変更を機に「VLC音声切り替わりパッチ」を適用してみた。(因みに環境はUbuntu 12.04)



$ wget http://2sen.dip.jp/cgi-bin/dtvup/source/up0822.zip
$ unzip up0822.zip
$ apt-get source vlc
$ sudo apt-get build-dep vlc
$ sudo apt-get remove libcrystalhd-dev # 不要かも..
$ cd vlc-2.0.1/
$ cp ../vlc_patch_0.03/asx.diff debian/patches/
$ cp ../vlc_patch_0.03/vlc120.diff debian/patches/
$ vi debian/patches/series
asx.diff #追加
vlc120.diff #追加
・・・・・・・・・・・・
$ dpkg-source --commit
$ dch -i
$ dpkg-buildpackage -rfakeroot -us -uc -j4
正直、debパッケージ作成については殆ど理解していない、自身の環境ではこれでOKでした。インストール
$ cd ..
$ sudo dpkg -i *.deb
$ sudo apt-get -f install #必要により
あとは録画サーバ側で
$ recpt1 --b25 --strip --sid hd --http 8888
としておき、プレイリストファイルを
$ cat 地上デジタル.m3u
#EXTM3U
#EXTINF:0,NHK総合
http://192.168.1.100:8888/27
#EXTINF:0,NHKEテレビ
http://192.168.1.100:8888/26
#EXTINF:0,日本テレビ
http://192.168.1.100:8888/25
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Screenshot_from_2012-04-25 21:08:44.pngで作成しておき、起動したVLCから読み込ませればリアル視聴が可能となる。チャンネル切替はプレイリストから直接指定や「n(次へ)」「p(前へ)」でも可能なので結構便利に使っている。またデスクトップ上で小窓でナガラ視聴する場合が多いので、「オプション」→「環境設定」→「インターフェイス」→「メインウィンドウ」で「サイズの自動変更(R):しない」に設定している。



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recfsusb2nに「tssplitter_lite」内蔵パッチを適用してみた(+httpサーバ追加) [KTV-FSUSB2]

以前から「recfsusb2nにtssplitter_liteを内蔵」(適当な何かの別館)HDD容量が少ない録画サーバ(fit-PC2i+500GBHDD+Ubuntu 10.04 server+epgrec)のダイエットにと思っていたがようやく手を付けることに。パッチは同ページを辿ると「recfsusb2n_split_patch.zip」というファイル名でダウンロードできる。(以下recfsusb2nは既に一度導入済が前提)
$ ls
recfsusb2n-0.9.2.tar.gz recfsusb2n_cdsplit_patch.zip
$ tar xvfz recfsusb2n-0.9.2.tar.gz
$ cd FSUSB2N/
$ unzip ../recfsusb2n_split_patch.zip
$ patch -p2 < tssplitter_lite.diff
$ make
$ ./recfsusb2n --b25 --trim 10000 --sid hd 27 30 test.ts
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
B25Decoder initialized.
Remove 10109 packets(1900544 byte)
Available sid = 1024 1025 1408 65520
Chosen sid = 1024
done.
Rec time: 31 sec.
$ sudo cp recfsusb2n /usr/local/bin/
「Remove 10109 packets..」、「Chosen sid = 1024」から適用したtssplitter_lite内蔵パッチが正常に機能していることを確認した。あと録画サーバ(epgrec)の方は「do-record.sh」とWeb画面(地上デジタル番組表)の「環境設定」→「優先する録画モード」→「Minimum TSを選択」へ変更した。
$ cd /var/www/epgrec/
$ sudo cp do-record.sh.pt1 do-record.sh
$ sudo vi do-record.sh
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
RECORDER=/usr/local/bin/recfsusb2n
# fail safe
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
if [ ${MODE} = 0 ]; then
# MODE=0では必ず無加工のTSを吐き出すこと
$RECORDER --b25 --trim 10000 $CHANNEL $DURATION ${OUTPUT} >/dev/null
elif [ ${MODE} = 1 ]; then
# 目的のSIDのみ残す
$RECORDER --b25 --trim 10000 --sid $SID $CHANNEL $DURATION ${OUTPUT} >/dev/null
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「--trim」での廃棄パケット数の設定に際しては「looselife diary」が大いに参考なった。

【追記2012.4.28】
このtssplitter_liteに更にhttpサーバ機能が追加されたパッチが出ていた、ありがたい。早速、Ubuntu12.04の「recfsusb2n」をこのパッチを適用したものに変えてみた。パッチは「epgrec UNA (人柱版 2012/04/21)」(適当な何かの別館)から「recfsusb2n_http_patch.zip」でダウンロードできる。
$ ls
recfsusb2n-0.9.2.tar.gz recfsusb2n_http_patch.zip
$ tar xvfz recfsusb2n-0.9.2.tar.gz
$ cd FSUSB2N/
$ unzip ../recfsusb2n_http_patch.zip
(Ubuntu11.10以降ではem2874-core.cpp、Makefileの修正が必要)
$ make
「em2874-core.cpp」、「Makefile」の修正はこちらを参考にして行った。あとは
$ ./recfsusb2n --b25 --sid hd --http 8888
$ vlc http://localhost:8888/27
で取り敢えずリアル視聴を確認した。
あとはVLC側からチャンネル操作するためチャンネルプレイリスト(m3u)を作成してやれば「KTV-FSUSB2」のリアル視聴環境が簡単に実現できる。因みに「--trim」オプションは「受信開始時安定化待ち処理」が追加になったからか、廃止になっている。
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OpenELECでリアル視聴 [録画・再生]

 無事recpt1(http版)を導入できたので、もうひとつの目的であったOpenELECマシンにリアル視聴環境を構築してみた。前準備として録画サーバ側でrecpt1をhttpサーバとして起動しておく。
$ recpt1 --b25 --strip --sid hd --http 8888
$ cat .mplayer/config
vo=vaapi
va=vaapi
cache=8192
$ mplayer http://localhost:8888/101 # 「101」はチャネル番号
これでBS1が再生できればhttpデーモンが正常動作している。次にOpenELEC用のチャネルリストファイルを作成、ここで「192.168.1.x」は録画サーバのIPアドレス
$ vi 地上デジタル.m3u
#EXTM3U
#EXTINF:0,NHK総合
http://192.168.1.x:8888/27
#EXTINF:0,NHK教育
http://192.168.1.x:8888/26
#EXTINF:0,日本テレビ
http://192.168.1.x:8888/25
・・・・・・・・・・
$ vi BSデジタル.m3u
#EXTM3U
#EXTINF:0,BS1
http://192.168.1.x:8888/101
#EXTINF:0,BSプレミアム
http://192.168.1.x:8888/103
#EXTINF:0,BS日テレ
http://192.168.1.x:8888/141
・・・・・・・・・・
この2ファイルをOpenELECマシン(IP:192.168.1.xx)の所定フォルダにコピーしておく。
$ scp *.m3u root@192.168.1.xx:.xbmc/userdata/playlists/video/
root@192.168.1.xx's password:(openelec)
次にOpenELECマシンのメニューから順に以下を実行。
ビデオ」>「ファイル」>「Add Videos ..」>「参照」>「ビデオプレイリスト」>「OK」>「OK」
これで「ビデオ」→「ファイル」に「プレイリスト」フォルダが追加され、開くと先にコピーしてあった2ファイル(.m3u)が確認できる。リアル視聴は、このファイルを開き一覧から見たい局を選択することで可能に。
 新規にハード、デバイスドライバの追加が困難なOpenELECでリアル視聴が可能となり、「Media Center」としての用途の幅が広がり満足している。
 ただ少し難点が。ファイル(.m3u)選択の都度、リスト上の全局をスキャンしているので少し待たされることに、プレイヤー終了時も同様である。従って通常環境におけるXbmcでのリアル視聴は、代替方法がいくらでもあるので敢えてやることは無いのではと...。
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