主な活動
■社会・企業・組織の安全に関する調査研究
①大規模産業の危険要因、および災害データ収集と分析
②医療安全、疲労と人間能力の関係、薬物の人間活動に与える
影響などについての調査研究
影響などについての調査研究
③マン・マシンシステムの安全性研究
④法令、規則、基準類と安全との関係についての研究
⑤危機管理、リスクマネジメントの研究
■インシデントや事故におけるヒューマンファクターの調査方法の研究開発
①安全報告制度による事故再発防止の研究
②VTA*)、M-SHEL*)などによる要因分析手法と対策の研究
■組織安全のヒューマンファクターに関する教育訓練
①役員、管理者、一般作業者への安全に関する教育訓練
②安全のヒューマンファクター実務者の養成、指導
③CRM*)の応用によるチーム能力向上研修
④企業、地域、学校、家庭等における危機管理に関する教育訓練
■安全啓蒙
①安全文化の提唱と啓蒙
②ヒューマンファクター学の研究およびその普及
③安全に関する書籍の企画、出版、並びに研究成果の学会発表、講演等
補足/注釈
*)VTA(Variation Tree Analysis)
人間やシステムの逸脱行動(現象)」が事故やトラブルに繋がると」考え、その経緯を追求して原因分析を行う手法
人間やシステムの逸脱行動(現象)」が事故やトラブルに繋がると」考え、その経緯を追求して原因分析を行う手法
*)CRM(Crew Resource Management)
集団の9能力が、コミュニケーション、状況認識、リーダシップ等により、影響されることを考慮して、 エラーの発生を防ぎ、チームとしての能力を高める管理・訓練手法
集団の9能力が、コミュニケーション、状況認識、リーダシップ等により、影響されることを考慮して、 エラーの発生を防ぎ、チームとしての能力を高める管理・訓練手法
*)TRM(Team Resource Management)
一般産業や医療に対する管理・訓練手法はCRMとせず、TRMと称する。
一般産業や医療に対する管理・訓練手法はCRMとせず、TRMと称する。
*)BRM(Bridge Resource Management)
海上業務に対する管理・訓練手法はCRMとせず、BRMと称する。
海上業務に対する管理・訓練手法はCRMとせず、BRMと称する。
*)M-SHEL
人間の能力や特性が、周辺のソフトウェア(S)、ハードウェア(H)、環境(E)、本人自身の状態(中心のL)、 および他の人間(外側のL)、更には組織のマネジメント(M) に大きく影響されることを考慮したヒューマンファクターの基本的モデル
人間の能力や特性が、周辺のソフトウェア(S)、ハードウェア(H)、環境(E)、本人自身の状態(中心のL)、 および他の人間(外側のL)、更には組織のマネジメント(M) に大きく影響されることを考慮したヒューマンファクターの基本的モデル