★衆院選の裏側を読み解く
TPP反対のエセ愛国都議に振り回された維新連合と有権者
部落解放同盟系の公認候補まで出て来て選挙区大混乱!
石原新党『太陽の党』を吸収合併した『日本維新の会』(通称:維新勢)の動向が注目を集める。維新勢の代表は石原慎太郎。
大阪市長・橋下徹や旧『たちあがれ日本』(平沼赳夫)とは政策面でスタンスを異にしていた『減税日本』(河村たかし)が維新大連合から弾かれた格好となった。合流への方途を模索しているが、状況は流動的である。河村たかしは名古屋を表敬訪問した南京政府の代表団に「南京大虐殺はなかったのでは」と発言したことで波紋を呼んだ。当時、都知事の石原は河村発言を支持。一方の大阪市長・橋下は「プラスに作用することはない」として慎重な姿勢を求めた。
国家観・歴史観という観点から言うなら、いっそ南京大虐殺を全面肯定し、地球上のゴキブリ中国人を大量粛清した「世紀の一掃」として大絶賛してはどうか? 各々で食い違うとする諸政策についてもそのくらい「突き抜けた次元」での合意を図ったほうが野合との批判を招く大連合にも大上段に整合性がつくというものだろう。
さて、維新が石原新党(旧太陽)を吸収したことで、保守・右派層が驚き失望している。
周知のように石原は原発推進派として知られ「東京湾に原子力発電所を作る」などと公言していた。旧太陽の母体となった旧たちあがれ日本(平沼)も同様に原発推進の立場を公言していた。平沼は経産相時代、原発を推進した柵(しがらみ)もあって、原発を推進しているのだろう。
また、太陽の母体となった旧立ち上がれ日本は「脱原発」と同様に「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)反対」を主たる公約として掲示していたことも周知の通りである。また、TPP推進の橋下を「国家観がない」として平沼は辛辣に批判していた。
その太陽が維新に吸収合併されることになったが、まず維新が掲げる脱原発・TPP参加を石原サイドが飲むというもの。
今まで原発推進・TPP反対を表明してきた平沼らは、これまでの支持者を裏切ったことになる。一応、TPPについては「交渉に参加し、国益に反すると判明した場合は離脱」と誤魔化しているが、米国が言明するように「途中離脱は不可能」な交渉である。
長年にわたり、竹中平蔵を批判してきた平沼に候補者選定委員長の竹中が公認を与えるか否かも不明である。
そもそも平沼が自民党を出たのは、郵政民営化に反対したためだ。その平沼が、郵政民営化を推進した竹中が公認権限を握る維新勢に合流させられるとは何という皮肉だろう。その不幸の始まりは「石原慎太郎の国政進出」である。
NPO外追公式サイト 声明更新! 「次期都知事は池袋チャイナタウン計画にどう向き合うのか?」
http://gaitsui.info/statement/seimei2012_11_17/2012_11_17.html
★事態を招いた張本人は誰か?
写真:市民団体主催の対馬防衛集会で挨拶した頃の都議・土屋たかゆき
石原慎太郎の国政進出を執拗に説いた人物がいる。それが東京都議・土屋たかゆきである。
都議・土屋…と言えば、つい先ごろまで反日ゲームを開発したゲーム会社をはじめ韓国企業との取り引きや募金騒動が度々指摘される保守系SNS『my日本』(代表・西田省人)のネット放送にレギュラー出演するなど、半ば広告塔のような役割を担っていた。
然る保守系都議は土屋による石原プッシュに対して「石原氏が都知事をやめたら、どんな奴が後釜に据わるか分からない」として反対したという。
当時、土屋は所属する『日本創新党』から維新への合流を画策しており、橋下の維新塾に応募したりしていたことが判明している。つまり、石原を維新から立候補させることの功績として土屋は国政への鞍替えを画策していたのではないかと指摘する向きもある。
維新から候補者として選定される可能性が薄いことに気付いた土屋は今年2月、「維新塾への応募を取り下げた」と自身のブログで公表したが、その理由として挙げられているのが「維新がTPP交渉参加派だから」とのことだった。
しかしながら、土屋が元々属していた日本創新党もまた、代表の山田宏からしてTPP推進派であり、かなり前から参加を強く主張している。
もしTPP参加が、土屋が維新塾への応募を取り下げた本当の理由であれば、山田がTPP参加を強く主張した段階で創新党を離党していないといけない。
「(維新は)TPP推進だからダメだ」と言いながら土屋は党代表からしてTPPを推進する創新党に所属していたわけで、政治姿勢としては極めて矛盾である。
やはり創新党の幹部(山田宏や中田宏)が維新の会の顧問を務めていたことからも分かる通り、維新勢への創新党の合流は既定路線である。その合流先の維新勢に「石原都知事を連れて来ること」を功績として、維新から国政(衆議院候補)の公認を得たかったのではないか?
ちなみに05年に自民党から除名された平沼がなかなか新党を作らなかったのは自民党への復党を画策していたからであるとされる。事実、平沼グループのうち11名は07年に自民党へ復党している。
復党に失敗した平沼に対し、繰り返し新党結成を懇願した人物、これも土屋である。
即ち、彼の地元である東京・板橋の選挙区では、既に自民党の現職候補がいる。従って、「民主党でもない自民党でもない新党」が出来ない限り、土屋は国政に進出することが出来ないわけだ。土屋が石原に国政進出を要望したり、平沼に新党設立を要望した動機も、この辺りにあるのではないかと見られている。つまり平沼が新党を設立し、石原と共にやれば、土屋自身も公認を得られると期待していたフシがある。
ようやく10年4月に立ち上がれ日本なる新党が誕生。後に石原も合流し、石原新党=旧太陽も出来た。石原の知事辞任・国政進出を期待する土屋が維新塾に応募するほど維新に入れ込んでいた時期に、維新のことを石原に吹き込んだのかどうかは分からないが、結果として石原は維新の政策を実質まる呑みする形で橋下率いる維新勢に吸収合併された。つまり、石原・平沼の支持者からしてみれば、「東京湾に原発を作る」と主張していたのに「脱原発」となり、「TPPは国を滅ぼす」と言っていたのに「TPP交渉に参加します」という皮肉な結果となっている。
この結果は、平沼ら旧たちあがれ日本の支持者たちから見て、どう映るだろうか?
そして、こういった奇妙な結末が生まれる現象に、平沼新党及び石原新党の結成を主張するなどして、その必要性を強く力説してきた土屋はどのような責任を感じているだろうか。
また、土屋は「保守の第三極」と「創生日本(安倍晋三グループ)」が協力するだろうと主張してきたとも聞く。しかしながら、現実はどうか?
まず、大阪17区。旧立ち上がれ日本の西村眞悟が落選状態から復職を目指す選挙区である。しかし、安倍晋三らは彼を応援しているだろうか? 自民党は応援するどころか、刺客となる対立候補を立てている。安倍内閣で内閣府大臣政務官を務めた岡下信子。ちなみに『北京オリンピックを支援する議員の会』所属であった。
次に、大阪14区を見てみる。前回、衆院選に立候補した数少ない旧立ち上がれ日本の候補者の一人である三宅博(前八尾市議)の選挙区であり、彼は『チャンネル桜』(代表・水島聡)が主体となった行動系保守団体『頑張れ日本!全国行動委員会』の大阪支部代表でもある。
しかしながら、当該選挙区では安倍とも交流のある長尾たかしが対立候補として立候補予定という。水島総などは「安倍支持」を訴えているが、その支持者であるはずの全国行動委員会幹部(三宅)の選挙区に対立候補を立てる予定という有様だ。要は、安倍は「頑張れ日本!全国行動委員会に配慮などしていない」ということである。
さらに! 17日に公表されたばかりの日本維新の会の公認によると、大阪14区で吸収合併した旧立ち上がれ日本から立候補を予定していた三宅を公認するどころか、元社会党の上田卓三(元『部落解放同盟』委員長)の秘書・谷畑孝を公認して三宅への対立候補としている。
大阪17区では、同様に吸収合併した旧立ち上がれ日本の西村を公認するどころか、堺市議の馬場伸幸を公認候補とし、西村への対立候補としている。
つまり、この両名は所属政党から公認を得られなかったわけだから、政治生命を断たれたも同然だ。これも土屋が「石原の国政進出」を言い出した末の悲劇だろう。
こういった現実を見ると、石原新党の結成即ち維新大連合による保守第三極の確立による「保守第三極と自民党との連携」など絵空事であり、自民党にも行けない、民主党にも戻れない土屋たかゆきの希望的観測に過ぎなかったといのが実態ではないだろうか。巻き込まれた平沼とその支持者が哀れと言う他ないだろう。
★創新党党首・山田宏の末路!
土屋は自身が属する政党の党首・山田宏に、石原との連携を呼びかけていたとも伝え聞く。最終的に創新党は解党して維新勢に吸収合併されたわけだが、その結果、どうなったのか?
山田宏は杉並区長を務めたことからも分かるように、杉並区(東京8区)を地盤とする。第41回衆議院選挙では、石原伸晃を7千票差まで追い詰めた。その山田は何と東京8区から立候補することを許されず、東京19区に転出することを余儀なくされることが17日に発表された。これが維新勢代表の石原の息子への配慮ではなくて何であろうか?
かつて土屋が熱心に問いて回った維新、石原新党、創新党の連携はかつての上役である山田宏を地盤放棄にまで追い込むという悲劇までもたらしているのである。
すべては節操なく立ち回ってTPP反対や愛国を説く一都議によって引っ掻き回された結果である。
次期首相と目される安倍もまたTPP推進のスタンスだ。長州閥・山口県を地盤とする安倍は「人権侵害救済法案」には極めて厳しい姿勢で保守・右派の胸を大いにすくところだろうが、反面、米国と財界からの要求には従順なほど弱い。
この安倍内閣(仮)・自民党政権の下、TPPを財界主導で実現するのだろう。その後、以前と同様、再び福田(康夫)の時のような内閣が誕生、またぞろ人権法案が現実味を帯びてくるシナリオは整えられているのではないか。
保守・右派が拍手喝采する安倍には中国・韓国に強硬姿勢に出られずとも良いので、一度、旧長州藩を代表して旧会津藩ほか東北地方にこそ謝罪してもらいたい。「過去、祖先が戊辰戦争において、会津をはじめ東北地方の方々に多大なる苦痛と損害を与えたことを心よりお詫び申し上げます」…
そんなことはあり得ないので、近代日本における団結も、安倍の言う美しい国も絵空事なのである。
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以下、同盟・兄弟ブロガー「みたいな実さん」のご意見ご拝聴!
人権法とTPPの後に来るもの?
・。・安倍は外国人からの政治献金を事実上の自由化を果たしました。麻生も外国人に対する日本国籍自由化を果たした。安倍や麻生は無論同和の代表者であり、立派な先祖代々からの同和(西南人)身分の立場でありますが、ただそれ以上にアメぽちの身分としての立場の方が位が上ですから(戦前はイギリスのぽち)、アメリカからの自由化と、同和らからの保守化を同時に求められた場合、自由化を選びます。まさしくアメリカの飼い犬なので完全に馴らされてます。ただ西南人は馬鹿なのでたまにご主人様に噛みつきます。無論、噛みついたら頭叩かれます。それが太平洋戦争の結果、原爆を落とされた事で証明が成されたである事は今更言うまでもないですが、脱線したんで戻す。
自由化は、同和ら保守にとってみれば敵でしかありません。なにせこいつらは特権を与えられてきた事でしか生きてきてませんから、本能のごとく特権を欲しがります。なので極度の自由化(売国)の成された安倍や麻生政権の前後にジンケン化(反日)要望の法案を必死として求めてくると言うわけです。周りからみると突如として湧き出たように見えますが、同和にとってみたら乾いたスポンジ状態となってますので生理現象でしかないです。
脱西南擁護法案!
Posted by みたいな実 at 2012年11月10日 07:48
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無法を野放しにしてきた社会へのツケである!