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風疹、今年に入り3ヶ月半で4068名の大流行 国立感染症研究所

 妊婦が感染すれば、新生児に様々な障害をもたらす危険性のある風疹が大流行している。国立感染症研究所が17日に発表した「風疹発生動向調査」によると、今年の第1週から第15週(~4/13)までの報告数は4068名。年間を通して378名だった2011年、2392名だった2012年を大きく上回り、同研究所ではワクチンの接種を呼びかけている。

 

 風疹の感染者数は、今年1月の第1週から第5週までは週平均約85名だったのが、第6週に入るや206名に急増。以降もその数は増え続け、第14週にはついに500名を突破し、第15週も495名と高止まりしている。

 

 都道府県別の合計数を見ると、東京がトップの1494名。以下、神奈川の562名、大阪の460名と続き、千葉や埼玉、兵庫などでも260名を超える。その一方で感染者数が10名に満たないところも21県あり、人口密度の高い都府県に報告数が集中している。これは主な感染経路が「飛まつ(唾液のしぶき)」によるためだろう。

 

 風疹は、一度かかると大半の人には免疫ができ、その後は心配ないというが、万が一、妊婦にうつると胎児にも感染し、生後、難聴や心疾患、あるいは精神や身体の発達障害などの危険性が高まるという。そのため国立感染症研究所では予防接種を進めており、これを広く伝えるため、Youtubeでもワクチン推奨の動画を掲載している。

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