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靖国参拝 韓・中に冷静対応呼びかけ
4月23日 4時24分

靖国参拝 韓・中に冷静対応呼びかけ
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政府は、閣僚の靖国神社参拝に韓国と中国が反発していることについて、「私人としての参拝だ」としており、北朝鮮が挑発的な言動を続けるなか、両国との連携に影響が出ないよう冷静な対応を呼びかけることにしています。

安倍内閣の閣僚3人が靖国神社に参拝し、安倍総理大臣が「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納したことについて、韓国外務省は、「深い憂慮と遺憾の意を表明する」と抗議する論評を発表し、今週、検討されていたユン・ビョンセ外相の日本訪問を取りやめました。また、中国も外交ルートを通じて日本に抗議したことを明らかにしました。
これについて菅官房長官は22日の記者会見で、「私人として参拝されたものと理解している」としたうえで、「それぞれの国には、それぞれの立場があり、そうしたことの影響をあまりそれぞれの外交に及ぼすべきではない」と述べました。
両国の反応について政府内では、「沖縄県の尖閣諸島を巡る問題で関係が悪化しているなか、中国の反発は予想の範囲内だ」などといった受け止めが出ている一方、韓国については、「パク・クネ大統領の就任式にも出席した麻生副総理の参拝が、より強い反発を買った面もある」という見方も出ています。
政府は、北朝鮮が挑発的な言動を続けるなか、韓国・中国との連携が重要だとして、影響が出ないよう、冷静な対応を呼びかけることにしています。

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