中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

桜美林大駅伝監督に真也加氏

2013年4月23日 紙面から

駅伝監督に就任し、部員と意気込む真也加ステファン監督(左から2人目)

写真

 目指すは留学生初の箱根駅伝監督だ。桜美林大は22日、陸上部の駅伝監督に、ケニア人留学生ランナーの草分けとして山梨学院大で箱根駅伝を走った真也加ステファン氏(40)の就任を発表した。真也加監督は親交のあるマラソン世界記録保持者、パトリック・マカウ(ケニア)らのノウハウも取り入れ、強化に乗り出す。

 長距離部員ゼロという状況から、学園創立100周年にあたる2021年の箱根駅伝出場を目指す真也加監督。秘策について「ケニアと日本を見ながら勉強する。マカウの話も聞いたことはある」と超大物の名前を挙げた。

 真也加監督は2005年に日本国籍を取得しているが、ケニアとのコネクションは今も豊富。同部の武田一部長も「留学生のパイプ役でもあるので、打診している」と、来年ケニア人留学生を入部させる計画が進んでいることも明かした。就任に当たって同大との橋渡し役になった山梨学院大の上田誠仁監督からは「留学生監督が箱根駅伝に出れば初めてだぞ」と激励されたという。目指すは現役時代に名勝負を繰り広げた、早大・渡辺康幸駅伝監督との指導者対決。「今でも友達だし、箱根駅伝に出たらライバルになる。将来は駅伝だけではなく、個人でも日本代表を育てたい」。世界トップレベルのノウハウを駆使してその日を目指す。 (川村庸介)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ