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【スポーツ】

古葉監督喜寿バースデー星 東京国際大が逆転勝ち

2013年4月23日 紙面から

喜寿を勝利で飾った東京国際大・古葉竹識監督=埼玉・岩槻川通公園野球場で(小原栄二撮影)

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◇東京新大学野球 第3週第2日

 東京国際大が、古葉竹識監督の77歳の誕生日を白星で飾った。共栄大に11−4で連勝し、勝ち点を2とした。3点を追う3回に主将の三浦大和外野手(4年・秋田西)の二塁打を足がかりに集中打で5点を奪って逆転した。勝ち点1の創価大は1−9で流通経大にまさかの7回コールド負け。今季初黒星を喫した。

 一丸で逆転勝ちした。先発の安河内が2回に四球から崩れて4失点KOされたが、3回に主将・三浦の左前二塁打から反撃。共栄大の守備が強い風で乱れたのにも乗じて、この回6安打を集めて一挙5点。逆転した。4安打の三浦は「試合前からいいムードだった。監督の誕生日なので負けるわけにはいかなかった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 試合後には選手によるサプライズがあった。球場外でのミーティングが終わると、主将の三浦が突然、音頭をとってハッピーバースデー合唱。この日、喜寿を迎えた古葉監督を祝い、白星とともに花束もプレゼント。古葉監督は「こんなうれしいことはない。これからも、おまえたちと一緒に頑張るけん、一緒に頑張ろう」と目を潤ませた。

 先発2番手として期待していた安河内は不安を残したが、肘痛で出遅れていた3年生左腕・氏家が2回途中からゼロ封で締めたのは収穫。全員で勝利をつかみとり、勝ち点も奪って、創価大追撃の態勢も整った。古葉監督にとって最高のバースデーとなった。 (小原栄二)

 

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