東建ホームメイトカップで27位に入った浅地洋佑=東建多度CC・名古屋で(布藤哲矢撮影)
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石川遼に学び、松山英樹とラウンドした期待の若手が、21日に終わった国内男子ゴルフツアー開幕戦、東建ホームメイトカップで好スタートを切った。東京都世田谷区生まれで、2011年にプロ宣言し、昨年はシード権を獲得した浅地洋佑(19)が27位でフィニッシュ。ツアー初優勝を視野に入れて戦う。
東建ホームメイトカップでプロデビュー戦として注目を集めた松山英樹の横で、19歳が若さあふれるゴルフを見せた。「松山さんのスター性はすごかった。調子が良くなくても粘っていいゴルフをしていた。僕は順位を意識しないでやっていたけど、バーディーが続くうちに余計なことを考えて力が入ってしまった」。浅地はあどけなさの残る表情で、次世代のスターとのラウンドを振り返った。
高校は東京・杉並学院高。石川遼の後輩だ。「先輩のメディアに対する姿勢やファンを大切にする気持ち、ガンガン攻めるプレーは勉強になった。あれだけの人なのに、学校では気さくに接してくれた」。2009年の東海クラシックでは、当時アマでただ1人決勝ラウンドに進出。その浅地に、石川が「18番グリーンで会おう」と声をかけた。先輩はそのまま優勝。ともに表彰台に上るという劇画のような体験もした。「あのカリスマ性はすごい」と、今でも尊敬の念を抱く。
もちろん石川の後輩という立ち位置だけで終わるつもりはない。昨年は下部のチャレンジ大会であるISPS・CHARITYチャレンジトーナメントを19歳14日の史上最年少で制した。さらに、カシオワールドオープンでは最終日に67をマーク。9位に入り、シード権獲得につなげた。「去年はシード権を取るのにも苦労した。同じ目だけにはあいたくない」。ツアー定着、そして1勝が当面の目標だ。
6歳のころ「テレビで見て、子どもにも伝わるオーラが格好良かった」とタイガー・ウッズに憧れ、ゴルフを始めた。石川、松山、そしてタイガー…。スターゴルファーの背中を追いかけながら飛躍を期する。 (川村庸介)
▼浅地洋佑(あさぢ・ようすけ) 1993(平成5)年5月24日、東京都世田谷区生まれの19歳。169センチ、68キロ。6歳でゴルフを始め、東京・杉並学院中2年時の2007年コカ・コーラ東海クラシックでツアー初出場、08年には日本ジュニア優勝。11年、18歳でプロ宣言。12年はツアー19試合に出場し、賞金ランク67位。得意クラブはサンドウエッジ。趣味は料理、野球やサッカーの携帯ゲーム。
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