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高山が始動 軽快シャドー、夏に初防衛戦「大阪で試合をしたい」

大阪市内の練習拠点で始動した高山勝成
大阪市内の練習拠点で始動した高山勝成
Photo By スポニチ

 プロボクシングで日本人初の3団体制覇したIBF世界ミニマム級王者・高山勝成(29=フリー)が22日、大阪市内のジムで始動した。

 夏頃に初防衛戦、年末に指名試合を実施する予定。マリオ・ロドリゲス(メキシコ)からタイトルを奪った3月末の試合では右まぶたを40針、左まぶたを10針縫う傷を負った。すでに抜糸を済ませ、この日はシャドーなどで軽快な動きを見せた。

 09年11月に日本ボクシングコミッション(JBC)から飛び出し、海外を中心に活動してきた。高山は「日本で、地元の大阪で試合をしたい」という希望を持っており、今後の活動形態は中出博啓トレーナーらと協議を重ね、来月中に結論を出すという。

 現在保持するタイトルを2度防衛すれば、世界主要4団体で1つだけ残っているWBO王座獲得も狙う。さらに中出トレーナーは「国内のチャンピオンとも統一戦をやってもらえるなら、やってほしい」と断言。WBAライトフライ級王者・井岡一翔、同ミニマム級王者・宮崎亮(ともに井岡)らにビッグマッチ実現を呼びかけた。

[ 2013年4月23日 06:00 ]

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