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大阪府八尾市と松原市に住む高齢の女性が、いわゆる「オレオレ詐欺」で現金１０００万円をだまし取られる事件が相次ぎました。

２２日早朝、大阪府八尾市の７０代の女性の家に息子を名乗る男から、「先輩からすすめられた金融商品を２０００万円借りて購入した」「きょう中に返さないといけない」と電話がありました。女性は複数の金融機関で現金およそ１０００万円を引き出して、指定された場所にいた男に手渡したということです。その後女性が息子に電話で確認し、だまされたことに気づきました。女性が現金を渡した男は４０歳〜５０歳代で身長１７０センチあまり、がっちりとした体格で上下黒のスーツ姿だったということです。また、２２日午後には同様の手口で松原市内に住む６０代の女性が現金１０００万円をだまし取られる事件がおきていて、警察が関連を捜査しています。