2013年 4月 23日
倉敷市の住宅火災 放火容疑で夫逮捕
今月、倉敷市で住宅が全焼し、この家の女性が死亡した火事で自宅に灯油をまき火をつけたとして65歳の夫が放火の疑いで22日夜、逮捕されました。逮捕されたのは倉敷市玉島乙島の無職、山坂勝廣容疑者(65)です。警察によりますと山坂容疑者は今月15日午前4時頃、自宅の廊下に灯油をまきライターで火をつけて木造平屋建ての住宅1棟を全焼させた疑いです。山坂容疑者はのどにやけどをして入院していましたが退院後、犯行を自供したことから逮捕されました。警察の調べに対し「妻がいる家に火をつけた」と供述し容疑を認めています。焼け跡からは妻の敏乃さん(当時58)が遺体で見つかり司法解剖の結果、死因は失血死でした。敏乃さんの腹には刺し傷があり近くに包丁が落ちていたことから警察は犯行の動機や妻の死亡との関連も調べています。

軽乗用車にひかれ男性死亡
23日未明、津山市で道路に横たわっていた男性が軽乗用車にひかれ死亡しました。23日午前2時頃、津山市籾保の広域農道で津山市草加部の会社員、今井裕介さん(33)が軽乗用車にはねられました。この事故で今井さんは頭などを強く打ち病院で手当てを受けていましたが約4時間後に死亡しました。現場は見通しの良い片側1車線の上り坂で街路灯はありませんでした。警察は現場の状況などから今井さんが道路の真ん中に横たわっていたとみて軽乗用車を運転していた58歳の会社員の男性から話しを聞くなどして事故の詳しい原因を調べています。

まちを花いっぱいに 花壇の植栽
街を花でいっぱいにする活動です。岡山市の公園で地元ボランティア団体が花の植え付けを行いました。この活動は岡山市が主催する春の花いっぱい運動の一環として毎年行われているものです。地元のボランティア団体のメンバー約30人が岡山市北区の公園で花壇に花400株を植えていきました。こちらはキク科の春の花、クリサンセマムです。花壇の植物として人気があり春から夏にかけて美しい白い花を咲かせます。植え付けのあと公園内の雑草取りも行われました。春の花いっぱい運動は来月まで行われ、岡山市内の公共施設などに様々な花が植えられます。

後楽園の昨年度入園者数まとまる
日本三名園の1つ、岡山後楽園の昨年度の入園者数がまとまりました。夏の猛暑の影響などで2年ぶりに減少しています。岡山後楽園の昨年度の入園者数は66万1175人で前の年度より0.5%減りました。減少は2年ぶりです。前半は大雨や夏の猛暑などで大幅に落ち込みましたが後半に入り、後楽園を舞台に行われた芸術イベントや首都圏からの団体客と外国人観光客が増え、減少は小幅にとどまったということです。後楽園の入園者数はピーク時より10万人近く減っていて後楽園では、県内の大学を対象にした年間契約や岡山城と連携したプロモーションなどで増加を図りたいとしています。