テニスルール辞典
ラケットとボールについて
トーナメントで使うラケット・ボールは、規格に合ったものを使用することが義務づけられています。
ラケットの規格
- ストリングをフレームに差し込む箇所、またはストリングとフレームの接地点で区切られたストリングパターンとして限定された最小の面積を、ラケットの打球面とします。
- ラケットの打球面は平面とします。
- フレームに結合したストリングは、交差した箇所において交互に交錯、または接着して十文字に交わっていなければなりません。
- ストリングの張り上がり模様は、およそ均一でなければなりません。
- 両面のプレー特性が同一になるように設計され、ストリングが張られていなければなりません。
- 付属物・突起物または装置を取り付けてはいけません。また、ラケットのプレー性能に変化を与えるような動力源を、内外部に組み込んだり取り付けたりすることも禁止です。
- ラケットのフレームはハンドルを含め全長で73.66 cmを超えてはなりません。
- ラケットのフレームは全幅で31.75 cmを超えてはなりません。
- 打球するために張られているストリング面は、全長で39.37 cm、全幅で29.21 cmを超えてはなりません。
ボールの規格
- ボール表面は均一に平らで滑らかな繊維製のカバーで包まれていなければなりません。
- 白色または黄色でなければなりません。
- 継ぎ目がある場合は、縫い目のないものでなければなりません。
- ボールは直径が6.54~6.86cm、重さは56.0~59.4gでなければなりません。