金明秀
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経歴
福岡朝鮮初級学校、福岡大学附属大濠高等学校等を経て、1990年九州大学文学部哲学科社会学専攻卒業、1996年大阪大学大学院人間科学研究科博士課程単位取得退学。1997年大阪大学博士 (人間科学)。大学院の同級に太郎丸博、2年上級に吉川徹がいる。
1993年日本学術振興会特別研究員、1996年カリフォルニア大学ロサンジェルス校客員研究員、1998年光華女子大学専任講師、2002年京都光華女子大学人間科学部准教授、2009年関西学院大学社会学部准教授、2010年同教授昇格。
エスニシティやナショナリズムについて計量社会学的にアプローチする。在日韓国・朝鮮人を研究する学者の間では、埼玉大学の福岡安則と共同で実施した「在日韓国人青年意識調査」が有名。日本のインターネット黎明期からハン・ワールドを主催し、在日韓国・朝鮮人をめぐるネット上の世論形成に寄与したと言っている。
主張
外国人参政権
永住外国人に地方参政権を付与する法案を題としたブログ投稿において、宮台真司の言論に反応し、「シッタカブリというか、なんというか...。初めてこれを読んだときは呆れて物もいえなかったけど、その後、TBSラジオのアクセスでも、在特会レベルのご高説を自信たっぷりに開陳していたようですね(2 月16日)。ヘイト・スピーチといっても過言ではない内容です。」と、宮台個人とその言を攻撃したうえで、宮台が正しいという「誤解」を「きっちり訂正する努力」を披露したと言っている[2] [3]。
帰化をめぐって
ブログエントリ「帰化すればいいという傲慢」において、宮台真司の言論にウェブ上で反応。宮台が「在日韓国・朝鮮人については国籍取得が容易」だと主張しているとし、「ぼくには日本国籍を取得した在日コリアンの知人もいるが、「容易だ」などという人にはお目にかかったことがない」と自らの見聞をもとに反論、日本国籍取得は難しいという主張を展開した[4]。そのうえで、「一度、日本の国籍を離脱した上で、再度、日本国籍を取得してみなさい。元日本国籍者は、在日コリアン以上に、日本国籍取得が容易らしいですよ。」と宮台を批判[4]。
脚注
- ^ 金明秀の履歴書2010年度版より
- ^ Togetter 2010.3.30 宮台真司×金明秀 外国人参政権について(完)
- ^ Whoso is not expressly included その後の顛末
- ^ a b 「帰化すればいい」という傲慢
著書
共著
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