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【プロ野球】

能見で鬼門突破だ ナゴヤで波に乗る

2013年4月23日 紙面から

練習を終え、トレーニング用のボールをけりながら引き揚げる阪神・能見篤史=甲子園で(田中太一撮影)

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 勢いで鬼門を突破する。和田豊監督(50)が就任2年目にして初めて4連勝した阪神は、23日の中日戦で2010年以来3年ぶりの5連勝を狙う。

 9連戦の初戦という大事な試合でもあるが、それ以上にチームにとって勝利が大きな意味を持つ。今季最初のナゴヤドーム。昨年はナゴヤドームでの初戦から1つの引き分けを挟んで8連敗を喫した。初勝利を挙げたのはほぼ大勢が決まった9月8日で、対戦成績は2勝9敗1分けと5位に甘んじる原因のひとつになった。苦手意識を早く取り払いたい思いはだれもが、抱いていて和田監督は「初戦が大事。しっかり戦いたい」と話した。

 その初戦のマウンドに立つのが能見。昨年9月8日に連敗を止めたのがこの左腕だった。8イニングを無失点で0−0に持ち込み、8回に藤井のスクイズによる勝ち越しにつなげた。今季も9日に無敗だった巨人の連勝を止めている。自然と期待感が高まる。

 「ナゴヤドームでしょ。勝つにしても1−0とか紙一重なんでね。とにかくこっちが先取点を取るまで我慢しないといけない。点を取られなければ負けないわけだし、完投するのが一番いい」と能見も気合を込めた。

 チームは目下貯金は3。鬼門突破で本格的に波に乗るつもりだ。(中山隆志)

 

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