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【田中義信】北海道登別市の「のぼりべつクマ牧場」のロープウエーで、サケ20匹をつるした一風変わったゴンドラが客車に交じって1台動いている。今冬、クマのえさ用にとトバ作りに初挑戦している牧場が、海風が吹き付けるロープウエーで自然乾燥させようと発案した。ゴンドラは「トバ1号」と命名。観光客らの人気を呼んでいる。
クマがいる山頂に続くロープウエーは片道1・3キロ。約20分かけて1周する。「トバ1号とすれ違うと、大半の人が驚くようだ。来場者の増加につながってくれれば」と担当者。トバ作りは2月末まで続けるという。