いい人もいるが、「全員犯罪者・泥棒のたぐい」と思ってつきあう以外に方法はない。
【日本の生活保護費引き下げ、在日華人の生活にも影響―華字紙】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130418-00000010-rcdc-cn
『厚生労働省によると、生活保護費を受給している人の数は9カ月連続で最多記録を更新し、1月の時点で215万3642人に上った。高齢者世帯が最も多く43%、ケガや病気などの傷病者世帯が19%、労働可能な世代を含むその他の世帯が18%となっている。同省は生活保護の負担軽減を図り、8月から生活保護費を4%引き下げることを計画している。』
『1986年に来日し、13年後の1999年に日本の国籍を取得したある在日華人は、来日した時点で年齢がやや高く、日本語もあまり上手ではない上、習得した知識や技能が時代遅れになってしまったこともあって2006年に失業。不景気で職が見つからず、生活保護を受けるようになったが、「生活保護費が引き下げられることになれば、1日3食から2食に減らすしかない」と話している。』
→いや、それほどアナタにとって住みにくい日本なら、無理にわざわざお越しいただき永住されなくても良いですよ。生活保護歴6年超ですか。
「1日3食から2食に…」。無職で働いていないのなら1日2食で十分。昔は2食が普通だったし、ぶくぶくと肥えずにそのほうが健康かも知れませんよ。
【世界初の種なし甘柿盗難、福岡県 畑から抜かれる】
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013041801001470.html
『福岡県は18日、県が開発した世界で初めての種なし甘柿「秋王」の苗木19本が同県久留米市の畑から盗まれたと発表した。県警に盗難届を出した。』
『県によると、秋王は2016年から本格的な販売を目指しており、従来の柿と比べて大玉で甘いのが特徴。県と契約を交わした農家だけが栽培を許されている。』
『盗まれた苗木は高さ60~70センチ。農家が2日ほど留守にしている間に、畑から引き抜かれて盗まれた。』
『福岡県では筑後地方を中心に柿の栽培が盛んで、昨年の生産量は全国3位。県は「盗んだ苗木の実を別名で流通させてもDNA鑑定ですぐに判別できる」としている。』
→「盗んだ苗木の実を別名で流通させてもDNA鑑定ですぐに判別できる」。
甘い!
甘柿だからではないが、認識が甘い!
簡単に「秋王」について触れておく。
「秋王」は甘柿の「富有」と「太秋」を親に持つ種なし甘柿である。
一般の食用柿は2n=90の6倍体であるが、一部の種なし柿、たとえば有名な平核無柿(ヒラタネナシガキ)は2n=135の9倍体である。
「富有」も「太秋」も6倍体であるが、不完全種子を胚培養することによって得られた「秋王」は9倍体となっている。
2010年11月11日に品種名称「福岡K1号」として種苗登録出願、2012年4月25日に登録されている。
種苗登録の法的な保護力は、特許登録に近いものだと考えてよい。
だから「盗んだ苗木の実を別名で流通させてもDNA鑑定ですぐに判別できる」と油断の言葉が出るわけだ。
国際間では『植物の新品種の保護に関する国際条約:通称UPOV条約』があり、現在、我が国も含め締約国は71カ国。未締約国には台湾,インド,タイ,インドネシア,マレーシアなどがある。
福岡県は泥棒が日本人で、国内で栽培しその実を流通させた場合のことを前提にしているようだが、盗んだヤツが外国人で、外国に密輸された場合、日本に逆輸出してこない限り、違法性はあっても手の打ちようがない。これはUPOV条約締約国でも同じ。
DNA鑑定についても、接木でしか増やすことができないソメイヨシノに対し、いつの間にか「韓国起源説」などとふざけた詐話が‘学説’として唱えられている現状がある。
またまた余談。
現在、スーパーで売られている中国産シイタケが、十年ほど前に比べて、日本産シイタケと外見上、そっくりになっていることにお気づきだろうと思う。
あれは、日本の商社が日本のシイタケ品種を中国に持ち込んでつくらせているからである。
そのシイタケ品種も日本では種苗登録されているのだが、諸般の事情によって野放し状態になっているのである。それこそ「DNA鑑定ですぐに判別できる」のだが…。
エリンギは悲惨だった。
日本のキノコ生産販売会社が国内特許を出願している間に、在日韓国人を手づるに韓国系企業に菌株を盗まれ、早々に韓国で種苗登録されてしまった(キノコ1本あれば菌株を盗むことは簡単)。そして日本に堂々と輸出してきたのだ。
私も一目見てパクリだと感じ、両菌糸を対峙培養して確信を持った。
もちろん日本企業側はDNA鑑定を含むあらゆる証拠を出して裁判に臨んだが、判決は韓国側の勝訴となったのである。DNA鑑定も逆効果だった。
「ほら、同じじゃないか」と。
つまり、特許出願日以前に盗んでいたのである。特許は「先願主義」なので、それ以前に周知となっていれば新規性が認められない。ゆえに、特許自体もオジャンとなった。この日本企業がなぜ種苗登録出願ではなく、特許出願にしたのかという理由については、また機会があれば述べる。
まあ正義は日本企業にあることは間違いないのだが、私は個人的にその企業がキライなので結果はどうでも良い。しかし、本当にパクリから「韓国起源」にしてしまったのだから、その他の分野でも要注意だ。
韓国については、イチゴの「とちおとめパクリ事件」 もあり、油断はならない(韓国はイチゴを保護品種から除外している)。
近隣国では、中国によるインゲン豆の「雪手亡パクリ事件」 も有名だ。
…というわけでお役所の考えは「甘い!」のである。DNA鑑定は科学的な同一性を証明する強力な根拠となり得るが、彼我の行方は担保しないのである。
こうなればいっそのこと、「種なし甘柿の苗木を盗んだコソ泥は、オノレが‘種なし’になる」と噂を流せばどうか?そのほうが愚か者には効果的かも知れない。