今さらながら「涼宮ハルヒの微笑」は凄い

涼宮ハルヒの微笑、という小説をご存知だろうか。
http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/975.html
作者不詳。作者ゴンベッサさん。いわゆるSS。二次創作ということになるが、ただものではない。2007年頃発表されたようだが、詳しいことは知らない。最近、プロローグが少し改訂されたらしい。それでまとめWikiの目立つところにリンクが現れていたので、また読み通してしまった。1年くらい前に一度読んだのに、まだ読みふけってしまった。数時間一気読み。
このSSは完成度が高い。時間移動や宇宙、歴史、概念、何とも壮大で複雑な設定が背景にあるが、矛盾なく捌いている。でも、矛盾がないというだけでは、これほど心動かされることはないだろう。読ませてくれる。しっとりと。
YouTubeにイメージMADがあるが、こちらもよく出来ている。
世の中には、本当に凄い人たちがいるものだと思う。

補足:SSといえば「長門有希の憂鬱?」「長門有希の憂鬱?」もかなり面白かった。おすすめ。
http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2644.html

補足2:
「本家」である「涼宮ハルヒの驚愕」の発売日が、2011年5月25日に決定された。
もちろん読みたいと思う。今のうちに「第1巻」の「憂鬱」から読み返してみるのもいいかも。

2011/5/30補足:「涼宮ハルヒの驚愕(前)(後)読みました。→http://hmk.iijiman.com/mmnk/?p=2331


コメント/トラックバック (6件)

  1. 総長 のコメント:

    私も読んだことあります、涼宮ハルヒの微笑!
    伏線回収率が半端なく、クオリティー高くててっきり本家かと思いました。
    ?(^p^)/

    長門有希の憂鬱は知らないので読んでみますw

  2. mame のコメント:

    総長さん>
    伏線回収率が半端でないところは、私もかなり感心しました。
    あのオーパーツまでも・・・!
    それと、「ハルキョン」と「長キョン」を、最終的に両立させているところが、また、ちょっと嬉しかったりします。
    長門有希の憂鬱は、「私たちの住んでいる世界」との行ったり来たりが面白いです。

  3. asd のコメント:

    最近読みなおしてみたんだが
    まさか2回も泣くとは思わなかった

    本家がまだ回収してない伏線は当然だけど
    このss内の伏線―まぁ話すと長くなりすぎるけど
    もことごとく回収してくれた

    まじで泣けてしまう作品

  4. mame のコメント:

    asdさん>
    泣けますよね、ほろり。
    本家は本家で話を進めてもらって、それはそれで面白いですが、「微笑」の良さも、また捨てがたいです。

  5. ゴンベッサ のコメント:

    どうも、作者です。
    取り上げて頂きありがとうございます。
    もう5、6年も前に書いたSSですが、未だにこうして話題にして下さる方がいるのは嬉しいですね。

    以下のサイトに他の作品も載せていますので、よかったらご覧ください。
    http://www.geocities.jp/hibikigaiden/

    それではー。

  6. mame のコメント:

    作者さんようこそ!
    私の方ももう4年前に書いたエントリーですが、作者さんにいらしていただけるとは光栄です。ありがとうございます。
    サイト、ゆっくり拝見させていただきます。
    ありがとうございます。

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