自分勝手の極み
松山さんの見解はこうだ。
「これ以上の金額を毎月会社から
貸付できるほど会社には体力がない。」
それに対し
下北さんは
「じゃあ、奥さん(彼の元奥さん)との約束はどうするの!?
俺らが嘘つきになっちゃうよ。」
と。
だから、代換案として
松山さんが個人的に残りの250万円を貸すのはどうか・・・と
提案してくれているようだった。
しかしながら
「それは断固反対!」
と下北さんが突っぱねていた。
下北さんが突っぱねる理由は
個人から借りたら彼ら(私と彼)が
絶対に辛い立場になるから・・・ということだった。
お金は個人からは借りてはいけないのだ・・・と。
その時は
その下北さんの配慮の有難さも
本当のところは、まだちっともわかっていなかった。
会社がダメでも松山さんが
同じように貸してくれると言っているのは
ラッキーなのでは・・・くらいにしか思っていなかった。
けれど
下北さんの大反対と
彼が「これ以上の金額を借りても返せる当てが今のところないのに
松山さんからは借りれない。」
と言って
結局は元奥さんに慰謝料の支払いを待ってもらうこととなった。
彼が
「会社の状況が一変して
お金がはらえなくなっちゃったんだ。
だから申し訳ないけれど
慰謝料の方の残りの支払いを待ってくれないかな。
勿論、毎月の養育費の方は大丈夫だから。」
と意を決して元奥さんへ電話した。
「やっぱり嘘つきだね。あんた。
それにしてもその会社(この間あった人たち=下北さんと松山さん)
大丈夫なの!?」
と彼は言われたようだった。
兎に角、払えないのなら仕方ないと・・・
しぶしぶではあったが
元奥さんも納得してくれた。
元奥さんが思った以上にあっさり納得してくれたのは
意外だった。
「お金」で揉めていた離婚だと思ったが
実際は「彼に帰って来てほしくて
支払いが無理な金額を提示していたのではないか!?」
とその時、思った。
一度だけあったことのある(元)奥さん。
きっと違う立場で会っていたら
仲よくなれそうな人だった。
自分に似てるところがあるとも思った。
そう言えば下北さんと松山さんが離婚の話し合いで会った時
「あなたと似ている人だったよ。
(元)奥さんをもっと気を強くしたのが、あなたね。」とも
言っていたっけ。
チクチク胸が痛んだ。
けれど
喉元過ぎると
あっという間に・・・
その胸の痛みも
罪悪感も
支払いを待ってもらっているという申し訳なさも
薄らいでいくのだ。
自分勝手の極みである。
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「これ以上の金額を毎月会社から
貸付できるほど会社には体力がない。」
それに対し
下北さんは
「じゃあ、奥さん(彼の元奥さん)との約束はどうするの!?
俺らが嘘つきになっちゃうよ。」
と。
だから、代換案として
松山さんが個人的に残りの250万円を貸すのはどうか・・・と
提案してくれているようだった。
しかしながら
「それは断固反対!」
と下北さんが突っぱねていた。
下北さんが突っぱねる理由は
個人から借りたら彼ら(私と彼)が
絶対に辛い立場になるから・・・ということだった。
お金は個人からは借りてはいけないのだ・・・と。
その時は
その下北さんの配慮の有難さも
本当のところは、まだちっともわかっていなかった。
会社がダメでも松山さんが
同じように貸してくれると言っているのは
ラッキーなのでは・・・くらいにしか思っていなかった。
けれど
下北さんの大反対と
彼が「これ以上の金額を借りても返せる当てが今のところないのに
松山さんからは借りれない。」
と言って
結局は元奥さんに慰謝料の支払いを待ってもらうこととなった。
彼が
「会社の状況が一変して
お金がはらえなくなっちゃったんだ。
だから申し訳ないけれど
慰謝料の方の残りの支払いを待ってくれないかな。
勿論、毎月の養育費の方は大丈夫だから。」
と意を決して元奥さんへ電話した。
「やっぱり嘘つきだね。あんた。
それにしてもその会社(この間あった人たち=下北さんと松山さん)
大丈夫なの!?」
と彼は言われたようだった。
兎に角、払えないのなら仕方ないと・・・
しぶしぶではあったが
元奥さんも納得してくれた。
元奥さんが思った以上にあっさり納得してくれたのは
意外だった。
「お金」で揉めていた離婚だと思ったが
実際は「彼に帰って来てほしくて
支払いが無理な金額を提示していたのではないか!?」
とその時、思った。
一度だけあったことのある(元)奥さん。
きっと違う立場で会っていたら
仲よくなれそうな人だった。
自分に似てるところがあるとも思った。
そう言えば下北さんと松山さんが離婚の話し合いで会った時
「あなたと似ている人だったよ。
(元)奥さんをもっと気を強くしたのが、あなたね。」とも
言っていたっけ。
チクチク胸が痛んだ。
けれど
喉元過ぎると
あっという間に・・・
その胸の痛みも
罪悪感も
支払いを待ってもらっているという申し訳なさも
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