人気文具の裏ワザ&改造術! フリクションとジェットストリームが1本に!?
nikkei TRENDYnet 3月25日(月)12時35分配信
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多種多様なボールペンを自分好みに使いこなす裏ワザ&改造術を公開! |
この記事は「日経トレンディ2013年3月号(2月4日発売)」から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。
【詳細画像または表】
誰もが使うボールペンは、メーカー同士の開発競争が激しく、新製品が次々に発売される分野。「ゲルインクならサラサ」「とにかくフリクション」など、好みのはっきりしているユーザーも多い。だからこそ、自分の使うペンだけに可能な裏ワザや、ペンの使い勝手を高める改造術が次々に現れる。簡単に取り組める裏ワザと改造術をレベル別に紹介する。
【初級】コピー機を使って一気に文字を消す
書類に書き込んだ文字を後できれいに消したい……。実は「フリクションボール」(パイロット)で書き込んだ文字なら、このニーズに応えられる。手差しトレーに置いてコピー機に通し、高熱を当てれば一気に消せるからだ。この手法を応用し、書き込んだ書類を普通にコピーしてバックアップを取った後、原本はコピー機できれいにするという使い方もできる。
【中級】「消せる」「消せない」が1本のペンに
通常タイプのジェットストリームの替え芯はペンに差す側に凹部がある。ここに少し切り込みを入れて凹部を広げれば、フリクション3の本体に差して使える。径が広がらないようアルミテープを巻き補強するのもよい。
【中級】異なるメーカーの替え芯を利用できる
本体とは別に多彩な替え芯から好みのものを選べる各社のカスタマイズペンのうち、「スタイルフィット」(三菱鉛筆)と「プレフィール」(ゼブラ)は替え芯の長さや直径が似ていて、どちらにも使える。1本のペンにゼブラの「サラサ」と三菱の「ジェットストリーム」を入れられる。
【上級】スタイラスペンを自作する
消しゴム付き鉛筆補助軸の消しゴムを取り去り、空いた部分に家電量販店などで売られる「導電スポンジ」を詰め、周囲をアルミテープで巻けば、スタイラスペンができる(下左写真)。樹脂素材のペンでもノック部分などに導電スポンジを留め、そこからアルミテープを本体まで巻けば、スタイラスペンとして使える。
【番外】フリクションとチェックシートを併用
「専用マーカー以外にも細いペンを使いたい」。学生から寄せられたこんな声に応えられるのが、フリクションのアプリコットオレンジ色。書籍などに書き込んだ文字は赤いチェックシートを重ねれば見えなくなる。専用マーカーより細い文字が書け、覚えたら消せる。仕事にも応用可能だ。
最終更新:3月25日(月)12時35分