大物ルーキーが和田阪神の“壁”を破壊した。阪神・藤浪が21日のヤクルト戦(甲子園)で先発。7回2安打無失点と、ほぼ完璧な内容でプロ2勝目を飾り、5―0で快勝した。この1勝でチームは昨年、一度もできなかった4連勝と同一カード3連勝をマーク。19歳右腕が低迷脱出を図るチームの原動力となっている。
打者23人に対して被安打2、四球1、奪三振4、内野ゴロ11、内野フライ1、外野フライ4。「今日は少しボールが動いていた。自分でも少し“あれ?”と思ったけど、動いているなりに何とかすることができた」。この日の見事な投球を藤浪は冷静にこう総括した。
初回にミレッジの内角を襲う151キロ直球で空振り三振を奪うなど早速、剛腕ぶりを披露。しかし、この日の投球は剛ではなく柔だった。2回に先頭打者のバレンティンに四球を与えたものの、すぐに修正。巧打の宮本に併殺打を打たせてチェンジ。3回には先頭の森岡に左越え二塁打を許したが、このピンチも二ゴロ、三振(バント失敗)、三ゴロで切り抜ける。4回から6回は三振こそないものの、打たせて取る投球でテンポ良く三者凡退だ。
首脳陣が「藤浪の直球はきれいな回転ではなく、外国人投手のように動くタイプ。球威もあるから相当、打ちにくいと思うよ」と指摘するように「動くボール」は藤浪の武器だ。これが本領を発揮し、ヤクルト打線を完全に翻ろうした。7回を終えた時点の投球数はわずか83球。完封ペースだったが、慎重を期す育成方針もあり、ここでお役御免となった。
この快調なリズムに打線も活気づく。5回に復活をかける新井貴が左中間席に飛び込む1号ソロで先制。6回にも二死一、二塁から新井貴が左前適時打、弟・良太も左前適時打で続きリードを広げた。これでチームは、このカードの3タテと4連勝を決めた。昨年は5度、4連勝に挑戦する機会があったが、すべて失敗。大型連勝が一度もなかったことでチームは沈んでいっただけに、4月に“壁”を乗り越えたことは大きな意味を持つ。
和田監督も「落ち着き払っている」と感心するマウンドさばき。チームを変える力を持っている19歳だ。
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