どれほどの苦労が彼女を待ち受けていたことか!
こんばんわ、なでしこりんです。今日の東京は少し蒸し暑かったですが、いいお天気でした。でも、この週末は「爆弾低気圧」の接近で大荒れになるそうです。どうか皆様、ご無事でお過ごしくださいね。 今日は少し「いい話」をしたいと思います。2日前に、「海外から日本赤十字社への義援金・上位20カ国」というのをご紹介しましたでしょ。上から「アメリカ、台湾、タイ」と続き、4番目はどこの国だったか覚えておいでですか? 中国は5番目でした。4番目は実は「オマーン」でしたね。
オマーン国旗
今から78年前の1935年、オマーンの国王であったタイムール殿下は退位して後、日本を訪れ、そこで、一人の日本人女性と恋に落ちます。彼女の名前は「大山清子さん」。当時はまだ19歳でした。両家の反対にもかかわらず2人は翌年の1936年に結婚し、女の子が生まれます。しかし、1939年に清子さんは病気で急逝。 タイムール殿下と3歳の女の子が残されます。 そして戦争が始まり、タイムール殿下はひとり娘を連れてオマーンに帰国しました。
優しい目をしたお父様に、利発な様子の王女様。下はありし日のお母様でしょうか?
1978年、42歳になられた王女様は初めて日本の地を踏み、母親の清子さんのお墓に手を合わせました。それまではおそらく、数え切れないほどのご苦労があったとご推察いたします。 この日本人の血を引いた王女様は独身を通されていますが、オマーンの王室で、今もご健在とのことです。人口はわずか230万人の小さな国・オマーンですが、オマーン王室と国民は、王女への尊敬と日本への敬愛を決して忘れることはなかったのですね。オマーンでは今も、日本との友好を特別に大切にしているそうです。 この王女様の存在はありがたいことですね。 いつまでもいつまでもご健康でいてほしいです。 By なでしこりん
*記事は「2006/11/11(土)の2ちゃんねる」から一部引用しています。
世界には、日本を大切に思ってくれている国があることを忘れたくないですね。
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