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今、きのこがアツい!初心者におすすめの「きのこ本」を厳選。

おいしいきのこ、色鮮やかなきのこ、猛毒きのこ、光るきのこ…、魅力的な生き物「きのこ」のことを知りたい!という人のために、数ある「きのこ本」の中で、特に初心者におすすめの本を選んでご紹介します!

更新日: 2013年04月08日RSS

mycology_anさん

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一家に1冊、きのこ図鑑。

まずはこの図鑑、読んでみて!私が長らく愛用している図鑑の新装版です。小学生の頃に買ってから、ぼろぼろになるまで読みました。持ち歩けるきのこ図鑑としては、一番の完成度だと思います。野外できのこを探す時には必携の一冊!

手頃な価格で、きのこの基礎的な知識を学べます。内容はそれほど突っ込んだものではないので、ごく初心者の方におすすめ。写真の質がよいのも注目に値します。

「毒きのこ」に特化した図鑑。読み物としても楽しめます。イルージン・ジムノピリン・シロシビンなど、よくわからない毒成分の名前や、カエンタケの凶悪な症状なんかに興奮を覚える人は必読。プロの学者の方が執筆されているので、内容は学問的にも確かな情報です。

フィールドで使えるポケット図鑑といったら、山と渓谷社の図鑑と、この図鑑です。使ってみれば、使いやすさが分かります!山と渓谷社の図鑑がちょっと高いかな~、と思う方にはこちらをおすすめします!

きのこ好きのバイブル。私にとって長らく「憧れの本」でした。値段相応の価値はあります。改訂版では、DNAを使った最新の研究成果が反映されています。

「菌類学」の入門本。

Kindleのほか、iPhoneやiPadでも読める電子書籍のきのこ本です!価格は200円。一般向けの分かりやすい「菌類学の教科書」はこれまでなかったのですが、この本は初心者の方にもおすすめです!

学問としてきのこを勉強してみたい!という人は必読の本です!実際に、この本が入り口となって「菌類学」の分野に飛び込んだ人も、私は知っています。自由研究にもおすすめ。

「見て楽しむ」「読んで楽しむ」きのこ本。

衝撃を受けました!なんと、きのこの「擬人化本」です!ご覧の通りのかわいらしく丁寧な画風で、それぞれのきのこの特徴がよく捉えられています。

日本で唯一!?「きのこライター」がお書きになった本です。かわいらしいきのこの写真と、文化的観点からの豊富な雑学が魅力です!

「ときめくきのこ図鑑」と同じ作者さんの本。「文系きのこ本」の代表といってもいいと思います。きのこに興味を持ち始めた方が、最初に読む本としてもおすすめ。

世界は広かった…!日本の図鑑にはあまり載っていない、海外の「変なきのこ」についての基礎知識からマニアックな雑学まで。電子書籍のみの販売です。

豊富なきのこ狩り経験を持つ、アマチュアの方の本です。なんといっても、写真の質・量と、本のデザインが素晴らしい!きのこ狩りに出かけたくなる一冊です!

きのこではないけど…こちらもおすすめ!

実は、「きのこ」と「カビ」は同じ菌類ですが、明確な境界はないのです。カビというと「汚い」イメージがあるかもしれませんが、この本に載っている美しい顕微鏡写真を見たら、イメージが変わること間違いなし!現在出版されている「カビ本」の中で、一般の方にも親しみやすいのはこの本だけ、だと思います。

実は、粘菌(変形菌)は、歴史的にきのこやカビなど「菌類」の仲間とされていましたが、現在は全く異なる生き物であることが分かっています。粘菌は動物と植物の中間ともいわれる不思議生物ですが、その美しさに魅力を感じた方には、ぜひこの本をおすすめします!

話題になった「菌漫画」。きのこの出番は少ないですが、A・オリゼー(キコウジカビ)やS・セレビシエ(酵母)など、菌類キャラが大活躍します!国立科学博物館で、この漫画とコラボした「菌類のふしぎ」展が開催されました。

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mycology_anさん

きのこやカビについてまとめます。おもしろ情報からお役立ち情報まで。