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京都府立医大の元教授が論文のねつ造や改ざんをしていた事が発覚!

京都府立医大の元教授が過去作成した論文に不正がある事が分かった。画像をねつ造したり、改ざんしていた。いったい何があったのか?

更新日: 2013年04月12日RSS

秋山田さん

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京都府立医大の元教授が14の論文でねつ造や改ざんをしていた

2月末に退職した医学研究科の松原弘明元教授(56)が関与した14の論文で、画像を改ざんするなどの不正が見つかった

大学の調査委員会は11日に会見を開き、元教授の不正を認めました

不正の内容

GettyImages Photo by Medioimages/Photodisc / Photodisc

2001年~11年に発表された血管再生などに関する論文

11年にインターネット掲示板への書き込みや、大学への匿名による告発を受け、学外の有識者を含む調査委員会を設置

細胞の画像を切り貼りして細胞が増えたようにねつ造したり、引きのばしたりするなどの改ざんが認められた

・このうちの1本の論文は臨床実験の申請に使われた

GettyImages Photo by Jupiterimages / Comstock

2002年に米学会誌に発表した、慢性心筋梗塞のブタに血管の幹細胞を投与した実験の論文

以前の論文に掲載した血管断面画像を上下に反転、さらに切り貼りを行って血管が増えているように捏造

「論文の画像は血管数が増えたように見えるが、実験ノートや生データの提示がない」とし、改ざんされたと結論付けた

この論文は2004年に元教授が世界初とする臨床試験を行う前に、大学の倫理委員会に参考資料として提出していたもの

松原元教授は2004年に動物実験を経ずに急性心筋梗塞の臨床試験(治験)を患者に実施していた

不正を行ったとされている松原元教授は否定しているが…

GettyImages Photo by Barbara Penoyar / Photodisc

松原元教授側は「画像などを捏造(ねつぞう)、改ざんなどした事実は絶対にない」と全面的に否定している

しかし、報告書は「全ての論文に関与しているのは松原氏ただ一人で、責任者である松原氏の責任は極めて大きい」と指摘している

大学は退職金の返還を求め、研究費を出していた厚労省や文科省も調査を指示した

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