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文科相 就活遅らせキャリア教育充実を
4月22日 19時10分

下村文部科学大臣は国公私立大学の代表者らと会談し、今の大学2年生から就職活動の開始時期を遅らせることで生じる期間を活用し、キャリア教育の充実や、海外留学の支援態勢の整備に取り組むよう要請しました。

大学生の就職活動を巡って、安倍総理大臣は先週、経済3団体のトップと会談し、会社説明会などを3年生の3月に、採用選考活動を4年生の8月に遅らせるよう要請し、経済団体側はこれを受け入れ、今の大学2年生から就職活動の開始時期を遅らせることになりました。
これを受けて、下村文部科学大臣は国公私立大学の代表者らと会談し「今後、大学は就職活動の開始時期を遅らせることで生じる時間を十分に活用して、国民や社会の期待に応える人材を育成してほしい」と述べました。
そのうえで、下村大臣はインターンシップをはじめキャリア教育を充実させることや、学生の海外留学を促進するための支援態勢を整備することなどに取り組むよう要請しました。
これに対して、国立大学協会の会長を務める東京大学の濱田純一総長は「見直しによって時間をいただくことになるので、その時間を有効に活用して学生たちに高い水準の教育をしていきたい」と述べました。

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