7月にも同性婚解禁!!
フランスの上院は12日、同性婚解禁法案を挙手による賛成多数で可決した。
法案は、同性どうしの結婚と、同性のカップルが養子縁組することを認めるもの
同性婚解禁はフランスにとって、1981年の死刑廃止以来となる根本的な社会制度変革。
法案を主導したトビラ法相は「同性婚カップルにも他の市民と同じ権利が認められた。深い感慨を覚える」と語った。
同性婚が認められる一方で、反対の意見も根強い
カトリック教会や保守系野党の反対も根強く、賛成、反対の双方が大規模なデモを行うなど国論を二分している。
パリで「同性婚反対」大規模デモ30万人 シャンゼリゼ通りで衝突も
参加者はホモセクシャルを嫌悪し中絶にも反対してきた超保守派や、同性結婚は認めるが彼らの養子縁組に反対する人たち。
デモでは「全ての人間は男性と女性から生まれる」「子どもが父と母を持つ権利を守る」などと書かれたプラカードが掲げられた。
法案に関しては、同性婚そのものだけでなく、男性カップルによる子どもの養子縁組を問題視する声が強い。
「同性婚」を反対する理由は一言でいうと”宗教上の理由”
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結婚とは「1組の男女が教会で神の前で生涯変わらぬ愛を誓い合い、子供をもうけ新しい家族共同体を築くことを約束し、神から祝福を受けること」であった。
カトリック教職者は、教会法「結婚は男女の愛の結び付き」を掲げ、同性結婚と彼らの養子縁組を「文明の終焉(しゅうえん)」「人類の均衡破壊」と大見得を切り、「誰もが結婚できる権利」に反対する。
そして、1981年まで同性愛は精神病だった!!
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1982 年に同性同士の「慎みなき行為(性行為)」を罰する刑法を廃止。1999年に同性同士にも適用されるパクス法が成立しました。
ローマ・カトリック教会において、同性愛行為は自然法に反する罪深い (sinful) ものとされる。
保守層は、古代からある同性愛を「自然の摂理に反する」としてタブー視し、フランスではカトリック慣習によりホモフォビア(ホモ排斥)感情が根強い。
現在は、カトリック離れが進んでいます。
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大半のフランス人は、“自称”カトリック”
“自称”と揶揄する理由は、そのほとんどが、日曜やクリスマスのミサにも行かないのに、結婚式は教会で、子どもが生まれれば洗礼を受けさせるという人が多いから。
カトリック離れが進むと、欧州の多くの国が同性婚を認め始めた。
2001年にオランダで同性婚を認める法律が施行されて以来、05年にかつてのカトリック大国スペインが同調しています。
外国には代理母サービスもある中で、子をもち、育てる権利を同性愛者にも認めるべき、と支持派は叫ぶ。
同性カップルの結婚による社会的認知を拒む保守層は、いつまで風俗の進展を無視するのでしょう?
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