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2013年4月18日(木) 東奥日報 ニュース



■ 岩木山雪面に亀裂、入山自粛を

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 弘前市は17日、岩木山大沢上部の9合目付近(標高約1400メートル)の雪面に亀裂を確認したとして、春スキー客や登山客に入山の自粛を呼び掛ける看板を設置した。

 日赤岩木山パトロール隊が16日に亀裂を発見し、市に連絡した。さらに17日に百沢スキー場から目視したところ、幅約30メートルに拡大。市は雪崩が発生する可能性が高いと判断し、百沢、嶽、弥生の登山道入り口に注意喚起の看板を設置した。

 現場周辺は2008年4月に雪崩が発生、岩木山春スキー百沢コースを閉鎖するなどの対応を取った。市防災安全課は「このまま雪崩が起きないこともあり得るが、気温や降雨の状況によっては1カ月以内に雪崩が起きる可能性がある」と話している。

 岩木山は、有料道路「津軽岩木スカイライン」が今年の営業を始めていないため、現在、スキーや登山に訪れるのは個人客が中心となっている。

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