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東通原発 再稼働15年7月可能 東北電社長が再度主張

 東北電力の海輪誠社長は19日、停止中の東通原発(青森県東通村)の再稼働時期について、「(今年2月に示した)2015年7月という工程は可能」との考えをあらためて示した。東京で開いた記者会見で語った。
 東通原発をめぐっては、原子力規制委員会の専門家調査団から「敷地内に活断層が存在する疑いがある」との指摘を受け、同委員会の評価会合で審議が進められている。
 海輪社長は18日の評価会合で、断層深部の岩石化などを理由に「活断層ではない」と調査団に反論した経緯を説明。「12月まで追加調査を実施して補強データを示したい。今後の安全審査や対策などを考慮しても、工程実現は可能とみている」と述べた。
 海輪社長は7月を予定する電気料金引き上げに関連し、国の審査で役員報酬や人件費の削減を求められた場合の対応にも言及。「仮に一段と切り込む査定結果になれば、さらなる経営効率化を考えなくてはいけない」と述べた。


2013年04月20日土曜日


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