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マタギ題材「白神学 第3巻」発売
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西目屋村のブナの里白神公社は20日、マタギをテーマにした「白神学 第3巻」(山下祐介編)を発売する。同村を取り上げた第1期全巻がそろったことに伴い19日、同村役場で同公社理事長の関和典村長が「村史のように、1〜3巻で西目屋村はこういう場所だったんだということを多くの人に知ってもらえる本。村民も地域を学ぶことができる」とPRした。
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2011年1月に発行された第1巻は、ダム建設で沈んだ砂子瀬の歴史や暮らしを紹介。同年11月発行の第2巻は、江戸時代の絵を基に同村の古道をたどった。
第3巻は、白神山地のマタギをテーマに、弘前市の元登山家・根深誠さんが長年取材したマタギの慣習や仕事について寄せている。
関村長は「白神山地が、目屋マタギの生活の中で守られてきたものであることが分かりやすく書かれている。世界遺産登録20周年の節目に、白神山地がどういう価値のある場所なのか知ってもらえる」と魅力を話した。
編集した山下さんは2期以降、西海岸編や秋田編として「白神学」を続ける予定という。
同書は税込み1500円。20日から県内の書店のほか、同村のビーチにしめや、白神館などで発売される。問い合わせは同公社(電話0172-85-3011)へ。
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