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2013年4月20日(土) 東奥日報 ニュース



■ 海の駅「保健室」充実/鯵ケ沢

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海の駅わんどで2002年から行われている「保健室」。今年から県看護協会の「まちの保健室」に衣替えする=07年11
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 鯵ケ沢町内有志の看護師らがボランティアで取り組んできた「海の駅わんど」(同町本町)の保健室が今年、県看護協会の事業に変わり、応対する協力員が充実する。スタッフは「今後も利用者の健康意識の啓発に努めていきたい」と意欲を見せている。

 保健室は、当時の町立病院の看護師、保健師、助産師らが2002年7月に始めた。買い物ついでに生活習慣病予防の血圧や体脂肪測定、健康・子育て相談ができる場として定着。協力員にとっても住民と接触し“顔つなぎ”になる機会になったという。

 さらに「長時間運転し疲労しているドライバーの血圧を測り、感謝されることもあった」(町母子支援センター・中嶋真優美助産師)と観光拠点での活動が町のイメージアップにもつながった。利用者は11年間で2万6千人以上に上る。

 ただピーク時56人だった協力員が12年は13人まで減少。現役で働く看護師、保健師が多忙でボランティアでの活動が厳しいため、途中からOB中心に切り替えている。開設日時も最長で3〜11月の土、日午前10時〜午後3時だったが、現在は4〜10月の日曜正午〜午後2時に変わった。

 今年、同協会の「まちの保健室」事業になったことで西北五地域の協会加盟者20人を協力員として確保。当番体制を組みやすくなった。サブリーダーを務める中嶋助産師は「後を受け継ぐ人を確保するきっかけになった。長く続けていきたい」と話す。

 21日には記念イベントとして通常行ってない骨密度と血管年齢の測定も受け付ける。時間は午前10時〜午後2時。

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