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2013年4月21日(日) 東奥日報 ニュース



■ 観光船で仏ケ浦の迫力満喫/佐井

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写真
約半年ぶりに運航を再開した定期船で仏ケ浦を訪れた観光客ら
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 佐井村の佐井港と仏ケ浦を結ぶ観光船「サイライト」号(19トン、定員89人)が冬季休業を終え21日、今シーズンの営業を開始した。早速観光客が訪れ、奇岩の連なる仏ケ浦の迫力を満喫していた。

 観光船は、村の第三セクター・佐井定期観光が運航。この日はあいにくの雨模様だったが、波は穏やかで、第1便には5人の観光客が乗り込んだ。

 「アルサス」前の発着場を出航した船は、約30分で仏ケ浦に到着。観光客らは、ガイドの案内を受けて海岸を散策し、砂浜に空高くそそり立つ「屏風岩」や「蓮華岩」などの白緑色の巨岩に見入っていた。

 弘前市の大学生片貝武さん(23)と田中景子さん(25)はそれぞれ「まるで鬼ケ島のよう」「見たことのない荘厳な風景」と、自然が長い年月をかけつくり上げた造形美に圧倒されていた。

 観光船は10月末まで1日に3往復する。運賃は、佐井港−仏ケ浦の往復が中学生以上2300円、小学生は半額。波が高い日は欠航する。

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