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川上健一さん上映会であいさつ
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「渾身」の上映会で舞台あいさつした原作者の川上さん |
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十和田市出身の作家川上健一さんの小説「渾身」を映画化した「渾身KON−SHIN」の上映会が20日、同市民文化センターで開かれた。舞台あいさつに立った川上さんは「(映画の舞台になった)隠岐島はとっても良い所。最近、都会で夢を追いかけるのもいいけど、地方で美しい生活をするのも一つの選択じゃないかと思うようになった」などと心境を語った。
川上さんの作品を原作にした映画は、島根県隠岐諸島で20年に1度行われる古典相撲を通して、島と共に生きようとする家族、地域の絆を描いた。今年1月に全国公開され、迫力ある相撲シーンなどが話題となった。
上映に先立ち、川上さんの同級生らでつくる「川上健一作品を上映する会」の佐々木博康会長や小川洋平市議会議長があいさつ。同級生や川上さんの母校十和田工業高校の生徒たちが川上さんに花束を贈った。
2度にわたって舞台あいさつに立った川上さんは、隠岐島や十和田を引き合いに出しながら「生まれ故郷っていいもの。自分が立っている地面に僕の分があるって感じがする」などと笑顔で語った。
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