琥珀イメージ久慈駅舎改修/6月完成(2013/04/20 14:08) | |
駅舎のリニューアルは、東日本大震災で被災した三陸沿岸部の復興支援として、JR盛岡支社が進めている。久慈駅舎の改修は、昨年12月に完成した気仙沼、盛、釜石、宮古の4駅に続く実施となる。 77年完成の久慈駅舎は近年、やや古びた観もあっただけに、地元の観光関係者からは歓迎の声が上がる。市商工観光課の久保司課長は「あまちゃん効果≠ェ見込まれる中、久慈の玄関口がリニューアルされるのは大変ありがたい。遠くから来る観光客にも喜ばれると思う」と期待した。 JR盛岡支社によると、外観の一部に琥珀をイメージさせる黄土色やあめ色を施し、ぬくもりを演出。待合室には市や久慈商工会議所と連携し、地元特産品の展示スペースなどを設置する。 トイレについては全面リニューアルし、車椅子に乗ったまま利用できるよう、改札口を拡幅し、スロープを設置。工事は8日から始まった。 同市では「あまちゃん」の全国放送に加え、レストラン列車「Tohoku Emotion(東北エモーション)」の八戸線での運行が今秋から始まる予定。5月には、八戸線でつながる八戸市の種差海岸や蕪島が三陸復興国立公園に編入され、観光面の一層の盛り上がりが期待される。 坂本勝義駅長は「久慈地域の玄関口として地域に貢献したい。使いやすい駅を目指す」と意気込む。 【写真説明】 改修後のJR久慈駅舎のイメージ。6月中旬の完成が予定される(JR東日本提供)
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