2013.4.21 17:02

阪神・藤浪プロ2勝目!甲子園の申し子だ!(2/2ページ)

ヒーローの阪神・新井貴と藤浪はライトスタンドに一礼=甲子園(撮影・中川春佳)

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 藤浪がプロ3度目の先発登板。相手はプロデビュー戦となった3月31日(神宮)に6回2失点(自責1)でプロ初黒星を喫したヤクルト。「1回目、負けたので、2回目は負けないようにしたい」とリベンジを誓ってマウンドに挙がった。

 一回、先頭の上田を三邪飛。三輪を左飛に打ち取ると、ミレッジからは151キロの直球で空振り三振を奪い、三者凡退。三回には森岡にこの日初安打となる左越え二塁打を浴びたが、後続を打ちとると四回からは3イニング連続で三者凡退に抑えた。

 すると打線がルーキーを援護した。五回、新井貴が先制のソロ本塁打。六回は大和が安打で出塁すると、鳥谷は四球を選び無死一、二塁。マートン、福留は倒れたが新井貴が左前へ運び追加点。さらに新井良にも適時打が飛び出し3点目を奪った。

 藤浪は七回、ミレッジにこの日2本目の安打を浴びたもののバレンティン、畠山を抑えて7回無失点で降板。八回は安藤、九回は筒井がヤクルト打線の反撃を封じた。藤浪は大阪桐蔭高では甲子園で9勝0敗。プロ初勝利を挙げた前回登板(14日、DeNA戦)に続いて公式戦“甲子園11連勝”となった。

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