2013.4.22 05:05

兄に続いた!虎・新井良、六回ダメ押し打(2/2ページ)

六回二死一、二塁でタイムリーを放ち、2点目を叩き出した兄の新井

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 ルーキーがスコアボードに「0」を並べる。19歳に2点のリードだけでは…。藤浪がプロ初先発した3月31日のヤクルト戦(神宮)では初回、先頭打者のゴロ処理をもたつき失策。先制点につながり、足を引っ張った。何としても借りを返したかった。

 5日の広島戦(マツダ)で痛めた左太もも裏肉離れはまだ全快とはいかない。左前打を放った六回には代走坂を送られた。それでも開幕4番に指名した和田監督は信頼を置く。

 「1軍に上がって、試合に出ながら状態を上げていってもらいたい。今6、7番を打っているけど、そこらへんを打つ選手じゃない。もっと状態をあげて(起用法を)迷わせてほしい」と兄とともにクリーンアップを奪回することを求めた。

 新井良は「結果が出たからそう言われるけど、足をやる前から(状態は)悪くなかった」と話した。階段を再び昇り始めた背番号「32」。フルスイングを取り戻せば、猛虎打線が復活する。(渡辺 洋次)

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