(セ・リーグ、阪神5-0ヤクルト、6回戦、阪神4勝2敗、21日、甲子園)兄に続いた。阪神・新井のタイムリーで2-0とリードを広げた直後の六回二死一、二塁。新井良が高めストレートを弾き返した。三遊間を破る一打で3月31日のヤクルト戦でてこずった先発八木をKO。4月5日以来の打点で、藤浪を援護した。
「兄貴が打ったから、その勢いで打たせてもらいました。チャンスで打てたし、1回打って、いい流れで打たせてもらった。感じはその前もよかったけど、整理して打席に入った」
兄が先制ソロを放った直後の五回にも左翼線に二塁打を放っており、今季3度目のマルチ安打を記録。虎党は良太の復調を確信した。
「2点より、3点。晋太郎もゼロで抑えていたから、何とかしてやりたいと思った」