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小林幸子“幻の紅白衣装”6・13披露 50周年ツアー「生で見に来て」

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 歌手・小林幸子(59)が、昨年の紅白歌合戦のために用意していた“幻の衣装”が6月13日、神奈川・横須賀市での自身のコンサートで初披露されることが21日、分かった。デビュー50周年を迎える6月5日には親交の深いさだまさし(61)作曲の新曲「蛍前線」もリリース。この楽曲を引っさげて全国ツアーを展開する。紅白の衣装が“50周年メモリアル衣装”として日本中を回る。

 ファンへの披露が幻となっていた豪華衣装の初登場が決まった。50周年コンサートツアー「smile」初日となる6月13日、横須賀市の「横須賀市文化会館」でお披露目される。

 衣装は高さ5メートル、幅7メートルの大きさで、昨年10月、自主レーベルでリリースした楽曲「茨の木」をモチーフとして作られた。茨のティアラをイメージしつつ、50周年らしく、きれいに咲くバラの花が散りばめられている。

 6月5日に芸能生活50周年という節目を迎える。兄貴分と慕うさだまさしに1年以上前から記念曲制作を依頼しており、同日、「蛍前線」がリリースされることになった。記念ツアーはこの曲を引っさげて行われ、横須賀の次は6月18日、茨城・土浦市民会館で、その後、全国を回る予定だ。

 昨年4月、事務所社長の解任を発端にお家騒動が勃発。長年、所属していたレコード会社を契約解除となり、自主レーベルを立ち上げた。「茨の木」で連続34度目の「紅白歌合戦」出場を目指したが、落選。準備していた衣装は作製途中のまま倉庫に置かれることになった。

 だが、大きな節目を迎えることで、紅白の衣装は“50周年メモリアル衣装”として生まれ変わることが決まった。ツアーで使用することを真っ先に考えたが、かなりの大きさがあるために並大抵のコンサート会場では搬入できないため、ツアー自体の日程調整も難航することになったが、ようやく日の目を見ることになった。

 「50周年の集大成、そして、新たなる一歩となる一曲です。豪華衣装も披露が決まりました! ぜひぜひ、生で見に来てください!」。小林はこうアピールしている。

 ◆85年十二単から
  小林の豪華衣装が注目され始めたのは、1985年の紅白歌合戦。「夫婦しぐれ」を歌った時に「十二単」を着たのが始まりだった。91年の「不死鳥伝説」は2億5000万円、重さ20キロの天女風衣装で宙乗り、92年の「蛍」では、4億円をかけて6万個の電飾を用意したものの、本番では一部しか点灯しなかった。94年からは美川憲一が“衣装合戦”に参戦。目玉の一つになった。

 ◆小林の最近の紅白での豪華衣装
  ▽07年・桜の万華鏡 手品のように突然、姿を見せて、高さ8メートルまでせり上がる。総重量2トン。
  ▽08年・砂漠の女王 金から青の衣装に変化。高さ7メートルに上昇。幅12メートル、奥行き4メートル。
  ▽09年・メガ幸子 自身の人形の手に乗って歌唱。高さ8・5メートル、幅8メートル、総重量3トン。
  ▽10年・母鶴 翼を広げた鶴の背に乗り歌唱。高さ8メートル、幅13メートル、総重量1トン。
  ▽11年・メガ獅子 頭からしっぽまで8メートル、総重量2・5トンの巨大な獅子舞が搭乗。全身、金色の衣装の小林は獅子の口の中にいったん消えると、6・3メートルの獅子の頭上にマジックのように登場した。

特集   音楽

[2013/4/22-06:04 スポーツ報知]

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